ペンギンアート展のエントリー欄で
漬物石を作ると宣言していましたが
陶芸で1キロの土のかたまりを焼くというのは
少々冒険です。
まず空気が土のなかに入っていないこと。
十分に乾燥して、水分が残っていないこと。
このうえ、急激に温度を上げることのないよう、
とくに素焼きには気を使います。
これを守らないと、窯のなかでバクハツします。
6月に形を作っておいて、新聞紙1枚で包み、
直射日光にあてずにゆっくり風通しのいいところで乾燥。
ドキドキしながら、最終窯で焼き上げました。
(上の段は新作コウテイヒナ傘立てと、オオバタン募金箱)
3つできました。
漬物ってそんなにたくさんあっても困るけど
美味しいのがちょっとあると嬉しいもの。
普段使う小鉢に食べきる分だけ余り野菜をいれて
漬け汁や塩などをして、ラップをした上にこの漬物石を置いておく。
食べるときはそのまま漬け汁を捨てて、
ペンギンは机に置いて観賞しつつ(笑)漬物をいただく。
なのでこれの商品名は、「卓上用漬物石」ということで。
名案だと思ったのに、母に
「石使わなくてもビニール袋にいれて揉むだけでできるよ」と言われました。(爆)
いいのっ!サンドイッチつくるときの重しにも使えるし!(苦し紛れ)
*****
ところでちらっと見えたから気になってますよね。
ほぼ実物大のオオバタンの募金箱です。
これはTSUBASAのとり村に納める予定なので売り物ではありません。
握手したりナデナデしたりできます。口から硬貨、頭の後ろからお札が入ります。
もう少し手をいれるつもりですが
関西の方にも見てもらえるように、トリヤラネコヤラ展でも展示します。
そしてコウテイペンギンヒナの傘立て。
これはペンギンアート展に出します。
傘立てなんて、たぶん売れるとは思えないので、(笑)
トリヤラネコヤラ展に2日目から巡回展示ということになるでしょう。
ヒナがめりこんでるケープペンギンより小さいですが、傘は4本くらい入ります。
もうすこし小顔にしたかったのですが、
傘が多く入るように大きめになっています。
コウテイペンギンといえば極寒のペンギン。
足が冷えるので時々足を上げるのがチャームポイントです。