以前の作品ですが、今も欲しいと言われることが多いオカン鍋。
オカンが湯気を盛大に吹くところを
どうしても見てみたいそうです。
人の気持ちは不思議なもので、
好評だったけどそのときは数が足りなくて、あとで作っても
案外欲しいと言った人はもうほかの新しいものを欲しいと思っていることが多いもの。
まあ、でも私が作ったもののなかでも
このオカン鍋はなかなか使いやすく、うちは冬場1週間に1回くらいは使います。
じつは今回、マンガ骨を耐熱土で作りたいがために
同じ焼成温度で焼ける、オカン鍋を量産したのです。(笑)
量産といっても、オカン鍋は手間がかかるので9つ。
個展は5月あたま、完全に季節感を無視しておりますが
これはほんとに使って楽しい鍋なので、強引に出品いたします。
新オカン鍋は、1~2人家族向けの小サイズに作りました。
タジン鍋のように、蒸し料理に使いやすい大きさ。おでんや水炊きには使えません。
豆腐は鍋用の少し大きめの豆腐が1丁入るくらいです。
オーブンに入る大きさなので、ふたなしでグラタンなどにも使えます。
使い心地を試してみましたが、釉が細かいのでグラタンが焦げ付いても
お湯に少し浸せばきれいにとれました。漏れもありません。
多少気分が凹んでいる日でも、オカンがシュッシュと湯気を吹く顔を見て
爆笑していただけたら幸いです。
今週金曜からのNOMAMISEには、マンガ骨だけ
各サイズ1セットずつ出品しようと思ってましたが
GWに個展に行くのが難しい人もいると思うので
オカン鍋とオカン風呂グラタン鉢、1個ずつでも出そうか思案中。
あったほうがいいですか?