ペンギン・インコ陶つうしん

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オカン皮

年末なので窯場も大掃除。
こんな皮がでてきました。

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これはゴム抜きといって、オカン丼を作るとき顔の部分にゴム液を塗り、
上から釉薬をかけます。それを剥がした皮です。

鉛筆で形をおおまかに描いたものが、ゴム液にくっついて面白いのです。

以前、絵付けの勉強をしていたとき、小学生の団体が社会見学に来ました。
そのとき私は犬の絵を描いて、同じようにゴム抜きをしていました。
その時ひとりの小学5年生男子が遠慮しながら、この皮ちょうだいと言ってきたのです。

スライム、ねりけし、薄くなったせっけん。
そういう本当にとるにたらないものが大切だった頃の気持ちを思い出しました。

ゴムの質感と、絵がかいてある。
それだけで、ゴミのようなものが子供にはたまらなく魅力的なおもちゃになるのですね。

私は、いつもゴム抜きをするたびにあの小学生の男の子を思い出して
こうしてすぐに捨てられずに、なんとなくとっておいてしまうのです。
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by kozakurapon | 2013-12-27 14:01 | わたくしごと | Trackback | Comments(2)
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Commented at 2013-12-28 17:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kozakurapon at 2013-12-29 17:06
鍵コメSさん、いえ大丈夫です。
オカン皮が欲しいとつぶやいた大人は、あなたひとりではありません。(笑)
実際には釉薬の乾いた粉が表面につくので差し上げることはできません。
ただ、釉薬掛ける前にオカン皮採取用に1回余分に塗って釉薬を掛けずにはがせば
贈答用オカン皮(笑)にはできるかと思います。
そこまでする心の余裕があったらやっておきますかね。(いや・・・ないでしょう。)