今年の夏は天候不順で、
決まって週末のお天気が荒れて困った方も多かったと思います。
9月の連休、北陸方面にドライブしてきました。
この日は暑くも寒くもない最高のお天気だったため
北陸道は高級車や大きいバイクがたくさんドライブを楽しんでいました。
なんと私たちの車の前に、新型フェラーリが走っていて
車好きのダンナはフェラーリ様の後ろについて走行しました。
このフェラーリの主はたいへん運転が上手い。
つねに速度は一定。早い車だからといってへんに飛ばしたりしません。
でも前を走る車はフェラーリが後ろにいるとわかるとすぐ道を譲るので
面白いように道が開け、フェラーリ様はまるで私たちコバンザメの露払いのようでした。(笑)
しばらくしてフェラーリはSAに入りましたが、
車線変更もまわりを驚かせないように早めに行い、お手本のようなドライブでした。
家が買えるくらいの高級車に乗るにふさわしい運転で、乗る人の人柄を感じさせました。
しばらくして違う色のフェラーリに遭遇しましたが、こちらはイライラと何度も車線を変更し、
遅い車をあおるような感じ。当然、まわりに余裕を与えない走行なので道も譲ってもらえません。
好対照な運転を見ることができて、面白かったです。
私はつい先日まで知らなかったのですが、能登には、千里浜なぎさドライブウェイという
日本で唯一砂浜を走れる自動車道があるのです。
デートやバーベキューなどして楽しむ人たちのほかに
海をバックに愛車の写真を撮る車好きの多いこと。
もちろんうちも。(笑)
(肖像権保護のため、ダンナをカピバラに変換してあります。)
海はとてもおだやかで、素敵な時間でした。
写真下手の私が撮っても、中古車がまるで新車のCMのように撮れる夕陽マジック。
翌日は輪島方面に向かいました。
途中、サスペンスドラマで船越さんが謎ときをするような断崖や奇岩がたくさん。
こんな岩を見つけて思わず途中下車。
トトロやん!
これを考えた人はすごい!^^
これはひとつの岩にうさ耳がついているのではなく、
ふたつの岩が重なって、私たちが写真を撮った方向からしかトトロに見えないのです。
この道沿いの道の駅に立ち寄ったところ、
「世界一長いベンチ」が海を一望できる場所にありました。
長っ!
まあ、だから何だと言えないこともないですが(笑)
地域振興のために地元の方がいろいろ考えておられるのでしょうね。
道の駅のおみやげも工夫をこらしてあって、小さいながら充実していました。
輪島を抜けてしばらく行くと、世界農業遺産に指定された、
「白米(しろよね)千枚田」があります。
これを見るのが今回の旅の目的のひとつでした。
ちょうど収穫の時期。金色に輝く稲穂が風にゆれて、
本当に美しい風景でした。
ただ、歩くだけで汗をかくほどに急こう配で
ここで農業をするのはたいへんなことだと実感しました。
この風景を守るために、区画のオーナー制度があり、
田植えや収穫体験をして、自分の田の米をもらうことができるようです。
全国の千枚田でもその制度はあるみたいですね。
偶然ですが、私がいつも買っている米屋さんの米は、京都の伊根の千枚田のお米。
そこも行ってみたくなりました。
輪島に戻って、美味しい海鮮丼を食べました。
これは刺身を追加で頼みましたが、それでも1300円。
安くて美味しくてボリュームたっぷり。
そして器が全部漆器なのはさすがでした。
ちょうど手で持ったときに指が器の高台のわきにかかるようになっていて、たいへん軽い。
お年寄りやこどもにも持ちやすい、いいデザインだと感じました。
食後はお箸を持ち帰れるという嬉しいサービスも。
さすがに漆ではないと思いますが、ちょっとざらざらした表面になっていて、すべりにくく工夫されています。
おなかもいっぱい。リフレッシュして帰路につきました。
能登半島には途中、ほかにも面白そうなところがいっぱいありました。
とても素晴らしい泉質の立ち寄り温泉も見つけましたし
またもう一度訪れてみたいと思います。
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大阪梅田東急ハンズにて開催中の
「インコと鳥の雑貨展」は28日までです。
私は23日(火・祝)10時頃から5時頃まで会場にいます。
欠品していた、白ハルクインの箸置きも追加納品します。
ぜひお声をかけてくださいね。^^