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ペンギン・インコ陶つうしん

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人形の展覧会

昨日は雑貨アーティストのきむらさちよさんと二人で
人形の展覧会に行ってまいりました。

「旧高松宮のお人形 併設展 幕末の宮廷と幕府」

大阪青山歴史文学博物館(阪急能勢電鉄「一の鳥居」駅下車すぐ)
4月29日まで開催。月曜休館、10時から5時までです。大人700円。

何を観に行ったって、これですよ。
人形の展覧会_d0123492_9332130.jpg

犬の毛人形。
幕末の頃、お姫様たちの愛玩した人形。小さいのですが、すが糸とかいう細い絹糸を使ってつくられたらしい。
もうこれ大好き。犬ころって感じですよね。写真はもちろんだめなので、これはパンフです。

宮家献上の人形たちということで、ほかの御所人形などもレベルが違います。
かしらの上品なこと。保存状態もとてもいいです。
展示作品数は少ないですが、たいへんに見ごたえのある人形展でした。

お前は餅か??と言いたくなるような、御所人形(てのひらサイズ)が逸品です。
鏡餅か溶けかけの雪だるまのような形。究極のデフォルメでありながら、顔の絵付けの繊細なこと、可愛いこと。
さぞお姫さまも愛されたことでしょう。

この博物館、青山大学の施設なんですが、たぶん学長あたりが歴史マニアなのか、不必要に立派な「お城」なんですよ。
人形の展覧会_d0123492_948710.jpg

生徒の父兄が納めた寄付金はこのように使われているようです。
ただこれも少子化にそなえた戦略のひとつのようです。フィットネスジムなどのスポーツ施設も開放して、学校経営の多角化をめざしているようです。たいへんですね。
人形の展覧会_d0123492_9523026.jpg

ミラーだってこだわってます。

お城?の展望台もあります。(周辺の住宅地が見渡せます(笑))
学内にはさくらの木がたくさんありますので、もう一週間もしたら見ごろになると思います。花見の穴場としておすすめです。

森蘭丸の子孫が寄贈した石とか、三英傑の銅像とか、つっこみどころ満載のお宝が方々にあって面白い場所です。
by kozakurapon | 2008-03-31 10:11 | わたくしごと | Trackback | Comments(4)
Commented by おんぷ at 2008-03-31 10:27 x
お人形さん、手がこんでいて可愛らしいですね。幕末の頃のお人形さんなんですね。宮家献上品というだけあって、保存状態も良いんですね~
青学の施設にこういう場所があるなんて初めて知りました。
Commented by midori at 2008-03-31 18:00 x
なな!犬コロン・・・かわゆし・・・。@@*
蘭丸の?石っ?おもしろいかも・・・^^;。
Commented at 2008-03-31 19:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kozakurapon at 2008-04-01 12:07
私はこの大学が有名な青学の系列なのか、そのへんはよくわかりません。こんな不思議施設作って父兄からよくつっこまれないなと思いますが。
ここまでやるなら、展望台にメダリオンの機械置いたらみうらじゅんあたりが遊びに来るかもしれないぞ。
蘭丸の子孫の寄贈した石、お城の石垣の石のひとつなのです。ほかにも知ってるような知らんような戦国武将の末裔とか、元侍従とかが寄贈した植木とかありました。
midoriちゃんは絶対極小餅サイズの御所人形がツボだと思う。きっと小さく叫んでしまうでしょう。(笑)
入場料700円を高いとみるか安いとみるか。私はけっこう楽しめましたけど。