京都のレトロなお店つながりですが
うちの父の話によると、まだ京都にはギターの「流し」がいらっしゃるとのことです。
流しとは、夜の飲み屋さんをまわり、客の歌にあわせてギターをひく仕事です。
カラオケの普及で廃れてしまいましたが、
まだ全国でも何人かつづけている方はあるようですね。
製作のあいまに描いた落書き。
舞台はバー「とまり木」
とある町の大きな古木のうろのなかに
小さなバーのあかりがひっそり灯ります。
「マスター、ネクトンをロックで・・。」
「はい。ちょっといい赤粟の穂が入ってますが、どうされますか」
「じゃ、それも。」
「あ、お客さん。」
「ん?」
「カウンターかじりはご遠慮ください・・。」
「ごめんごめんマスター・・。ついクチバシが伸びていたから。」
「ベタファームももらおうかしらァ~」
「お客さん、ビタミンのとりすぎですよ・・。」
「そうね~。このまえも検査にひっかかったわ」
バサバサッ
「あ、キバちゃん」
「よっ、待ってました」
「・・キバちゃんって誰?」
「オーストラリア帰りの流しよ。愛用のカトルボーンでいい曲弾くのよ。」
「ちょっと短気だって聞いたぜ。このまえもほらあいつと喧嘩してさ。」
「ああ、「鐘かぶりのポン」ね。」
・・だれかこのつづき書いてください。(笑)もう製作に戻ります。