ペンギン・インコ陶つうしん

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カテゴリ:わたくしごと( 224 )

さよならBeautitude

私がオリジナル鳥アクセサリーを作ってもらっているところとして
このブログでも何度かご紹介した神戸のブティック、Beautitude(ビューティチュード)。
今年で10周年、顧客さんも多く、人気のお店だったのですが
今週末、10月27日で閉店するということになりました。

いわゆる「つぶれた」のではなく、
店長さんが新しいことにチャレンジするために閉めることにした、ということです。(ここは強調!)

ちまたに女性の服はたくさん売っていますが、
ほんとうに自分に似合う服を探すには、けっこう歩き回って探さなくてはいけないことが多く
あんがい面倒なものです。

家が遠いので、それほど頻繁に通うということはできませんでしたが、
服がない!と思ったら、ここへ行けば、値ごろで自分に似合う服を勧めてくれました。
服を探すのが苦手なわたしにとってはとても頼りになる店でした。

また、オカンカーメンのネックレスを作るときも、
皮ひもの結び方から丁寧に教えてくれて、
私の手に負えない細工は、しゃべりながらものすごい早業で
あっというまに素敵なアクセサリーに仕上げてくれました。
(↓写真はおぴ~@とうもとさん撮影)

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店長さんは、閉店のことを伝えようと私にも電話をくれたのですが
うまく連絡がつかず、私は知りませんでした。

ところがたまたま先週、いろんな偶然が重なって
行く予定のなかった神戸に行くことになり、ちょっと寄ったら
店頭に閉店セールの文字があってびっくり。

店長さんいわく、ほかの顧客さんにもそんな偶然があったそうで、
呼んでたのが聞こえたみたいだと笑っていました。

最後に買ったのはコート。

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店長さんのオリジナルブランド、IESEI(あとのEの字が鏡文字)「イエス」のネックレス。
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思えば、オーストラリアの友人からもらったキバタンの羽根でネックレスを作ってもらったり
ポンタロウのデコ毛でペンダントトップを作ってもらったり・・
わたしのお客様も何人か、愛鳥の羽根でバッグチャームなどを作ってもらったようです。
べつに鳥グッズの店でもなんでもないのに、
そんな無茶ぶりにキッチリ答えてくれたプロでした。

今後はまったくファッションとは関係のないお仕事を経営されますが、
そちらが落ち着いたら、アクセサリーづくりは続けていくとのことです。

お互いの立場でモノづくりの相談をしてきたので
店長さんとは顧客であり、なんだか友達みたいでもあり、不思議なつながりでした。

名刺もあらためて交換し、
これからは作家としてのおつきあいということになりますね、と
最後は店の前で握手を求めてくれました。

ガッチリ握手をかわしつつ、なんだか涙が出そうになりました。
たまたまカメラも持ってたので、記念写真は撮ろうと思えばとれたのですが
なんだかそんな気になれませんでした。

いいお店だったな。
店長さんの新しい門出を心からお祝いします。


Good Job!!
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by kozakurapon | 2013-10-25 15:20 | わたくしごと | Trackback | Comments(3)

中世のタピスリーにサザナミインコ?

芸術の秋。
ぜひ行こうと思っていた、
「貴婦人と一角獣」展(大阪・国立国際美術館)に行ってきました。
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7月からの開催でしたが、暑い中大阪市内に行くのが嫌で。(ヘタレ)

ヨーロッパの貴族の館にはたいてい、タピスリー(タペストリー)という、
重厚な織物が飾られています。
そのなかでも最高傑作といわれる、フランス国立クリュニー中世美術館所蔵の
「貴婦人と一角獣」の連作タピスリー。

チラシの写真ですが↓

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人間の五感「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」をあらわした5枚と、
「わが唯一の望み」というテーマの1枚。全部で6枚あります。

わたしは特に中世の文化が特別好きというわけでも、織物に詳しいわけでもありませんが
20代のころ読んだ、辻邦生の「廻廊にて」という小説のクライマックスシーンに
このタピスリーが出てきたのを覚えていました。
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このタピスリーがフランス国外に出たのは1度きりで、
一生見れないかもしれないと思っていただけに、嬉しかったです。

ジョルジュ・サンドやメリメの著作(どちらも読んだことありません)
機動戦士ガンダムにもこのタピスリーは出てきたそうですね。

辻邦生は、「違いがわかる男のGブレンド」のテレビCMにも
たしか出てたような気がする有名作家ですが、
なんと、近代文学賞を受賞した出世作ともいえるこの「廻廊にて」が
絶版になっていてビックリしました。(小説家も大変だなぁ・・。)

内容は、素晴らしい才能をもちながら夭折した、亡命ロシア人の画家・マーシャの
内的彷徨を描いたものです。
読書感想文が大の苦手な私には、この本の魅力をうまく表現できず残念です。

私にとって好きな本というのは、視覚的なイメージが豊かに浮かぶ文章でつづられたものです。
この本はとても美しいシーンがいくつも出てくるのですが、私には表現できないイメージなので、
最新のアニメ技術で綺麗な映像にしてほしい。
すごく絵の上手い・・内田善美さんか萩尾望都さんに、漫画にしてほしい・・。
テーマもとても深くて、語りだすと長いです。(笑)ちょっとこのブログでは言い表せません。

電子図書で生き残ることができたらいいのですが・・・興味のある方はぜひとりよせて読んでみてください。
マーシャの日記の部分の文章が仮名で書かれていて読みにくいのですが、
そこが特に美しい文章なので頑張ってください。
秋の夜長にぴったりの小説です。

ところで、このタピスリーにはインコが出てきます。
「味覚」のタピスリーで、砂糖菓子を貴婦人にもらうインコ、
これ、わたしにはサザナミインコに見えます。(画像はグッズのクリアファイル)

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また、このタピスリーのほかに同時代のタピスリーが何点か出てますが、
そのなかの1枚の、木のなかから頭を覗かせているオウム、
たぶんヨウムだと思います。
なぜか一番重要な赤いシッポが隠れてしまっているので特定には至りませんが。

植物やほかの動物も、まるで図鑑のように
種類を特定できるくらいリアルに描かれていて見応えがあります。

会場は60代後半~80代の高齢女性が多いように感じました。
この年代はなぜかゴブラン織りとか、ヨーロッパの織物が好きですね。

それと、見ていて思いましたが
美しい衣装と装身具をつけた少女、可愛い動物、草花。
少女漫画の基本構図ですよね。(笑)

タピスリーは中世における嫁入り道具のひとつだったみたいですが、
今も昔も、女性の好むものは変わらないのかも、と感じました。




追記

辻邦生 著 「廻廊にて」のなかでこのタピスリについて書かれた部分を抜粋しておきます。
(原文のこの部分は主人公の最後の手紙なので、カタカナで表記されています。)

*****

そこは光溢れる、美しい、輝かしい広間でした。
広間には誰一人見当たりませんでした。
音楽は、その清らかな天井から、私たちの上に、静かな調べで、鳴りつづけていました。

しかし、その広間が私を喜ばしたのは、それだけではありません。
広間の大きな壁面を覆って、美しい六聯(れん)一組のタピスリが、
まるで空から花の降りそそぐような思いに、私を誘ったからでした。

それは、どの一枚にも、浄らかな娘が一角獣に守護されて、
あるいは、花を摘んで花環を編み、あるいはオルガンで甘美な調べをかなで、
あるいは小鳥たちに餌を与えているところなのでした。
花々はどの構図の全面をも埋め、軽やかな花々の降りそそぐ中に、兎や犬がたわむれ、
浄福の香気が豊かに漂っているのでした。

(中略)

「総てのものは、繰り返される。単なる流転こそが、物の宿命なのだ。しかしこれは別だ。
このタピスリの空間は、生まれた時に、自分固有の未来を持ち、
自分の宿命を成熟する方向へ歩みつづけている。
私が、今、これに出会うまで、このタピスリは、すでに、
純粋な美しさを(現在)の表面に浮かべるまでの何百年に亙る長い時の空間を歩いてきたのだ。
おそらく明日再び、これとめぐり会うとき、これは、それだけ又稠密(ちゅうみつ)な時間の旅をしているのではないだろうか。
私たちにとって、一日は繰り返しであり、朝に戻ることであるのに、
これだけは、自分の新しい時間を、自分の未来と宿命の成熟の方向に向かって、きり開いてゆく。
これだけが(与えられた時間ではなく)自分固有の時間をもち、自分であることを歓喜し、
自らの成熟へと永遠に上りつづけてゆく。
これこそが「美」であり、美の意味であり、美の本質なのだ。」
その時私が考えたことは、ざっとこんなようなことだったでしょうか。

中略

私は、自分が説明しがたい平静さ、勇気、清朗さに充たされているのを感じました。
今まで感じたどの様な歓びよりも、魂の奥底まで、深く沈んでゆくような気がしました。
それは、おそらく私が、この滅びの現実に居ながら、花々の降りそそぐ永遠の空間に、
生きているという実感に刺し貫かれていたからでした。
あの浄福の若い娘が一角獣に守護されている図柄は、万物の照応する一点
ー美ーに護られている人間を象徴するように思われました。


*****

人間の一生はあっという間で、
どの時代もたくさんの芸術家が多くの作品を生み出しているが
そのなかで長い時間を生き残ることを許される作品は僅かです。
このタピスリはそのひとつだといえるでしょう。

この圧倒的な時間の重みをもつ作品の前で
私などはほんとうに取るに足らないけしつぶのような存在のひとつにすぎません。

でも、私の作品が、私の一生が終わり、その名前が忘れ去られても、
割れてなくなる日まで、見た人を微笑ませる作品でありますように。
今与えられたこのときを大切に、
ひとつひとつ丁寧に作品を作りつづけていきたいと思います。
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by kozakurapon | 2013-10-09 20:04 | わたくしごと | Trackback | Comments(2)

遅かりしポン沢直樹

あまちゃんと並ぶ今年の人気ドラマ、半沢直樹。

実は1回しか見てなかったんですが
倍返しという言葉が面白いなと思っていて
言葉のパロディだけ思いついてました。

それでイラスト描いたあとで、
ふとネット検索してみたら
同じネタがもうネット上でやりとりされていてガックリ。
ちょっと発想がありきたりでしたね。

でもせっかく描いたし、発表しときます。

ポンタロウの得意技。

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でんぐりがえしといえば森光子。


おそまつでした~。
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by kozakurapon | 2013-09-30 11:07 | わたくしごと | Trackback | Comments(0)

プライベート・インコあま絵

NHKの朝ドラ「あまちゃん」は、今年大ブレイク。
わたしも毎朝楽しみに見ていましたが、今週で終わってしまいますね。

今までの朝ドラと違うところは、スマホ時代の幕開けと重なったこともあり
「あま絵」といって、プロアマ問わずイラストの得意な人が
ドラマのパロディ画を描いてツイッターなどに投稿するのが流行ったことです。

たまに見ては爆笑したり、うまく描けてると感心したりしてましたが
ドラマが終わる前に
自分でも描いてみようと思いました。もちろん、インコあま絵です。(笑)

たくさんの「あま絵」ネタになった、主人公がスローモーションで飛び上がるタイトルバック。

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アイドルスカウトマンのミズタクが、周りの人に怪しまれないために
琥珀堀りの勉さんに弟子入りするも、琥珀に興味がないので
自分が磨いていた琥珀に虫が入ってるのを捨てるシーン。(琥珀は虫が入っているものの価値が高い)

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アキが歌唱指導を受けるが、高音部を出すためについつい白目になってしまうシーン。

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インコなら半目です。↑

このドラマで一番好きなセリフ。

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そう、わたしの「インコあま絵」はこのブログの愛読者しかわからないネタだけど

「わかる奴だけわかればいい」

のでございます。
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by kozakurapon | 2013-09-26 09:55 | わたくしごと | Trackback | Comments(8)

創作和菓子・「関西風月見いんこ」

そういえば今日は仲秋の名月ですね。

関東のお月見だんごは丸いお団子ですが
関西のお月見だんごは、月に雲がかかっている姿をあらわすとかで
少し細長いだんごにあんこがかかっています。

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創作和菓子って・・・普通じゃん?


いえ。


そんなわけ

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ございません。

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by kozakurapon | 2013-09-19 21:25 | わたくしごと | Trackback | Comments(0)

ペンギンルンバが欲しい。

拝啓 アイロボット社

こんなルンバ作ってください。

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コウテイペンギンのヒナはお母さんのおなかに
後ろ向きの姿勢で戻ります。
寒いときは頭からつっこみますしね。^^

留守中に、こんな可愛い掃除機が部屋を掃除してくれたら嬉しいですね。
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by kozakurapon | 2013-09-14 19:36 | わたくしごと | Trackback | Comments(7)

コザクラ栗まんじゅう

栗饅頭をいただいたので・・・

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デコってみた。

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アーモンドスライスとブルーベリーがあれば遊べます。
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by kozakurapon | 2013-07-31 14:47 | わたくしごと | Trackback | Comments(4)

インドネシアの南極手帳

あつい・・・。

暑すぎる。

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いくら暑いからといって、廊下で寝るのはやめましょう。

暑さを忘れるような、涼やかな手帳が
常夏の国インドネシアから届いています。

「南極手帳」

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インドネシア在住の邦人向けのフリーペーパー、
「南極星」の、2013年1月号なので、新しいものではありません。

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新年特別号なので、カレンダーつきの手帳で、書き込めるようになっています。
南極越冬隊員の方が撮り下ろした、素晴らしい写真が美しくデザインされていて、
はっきりいって書き込めません。(笑)
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くじらの潮吹き。オーロラ、満天の星、氷山・・。そしてもちろんペンギン。
越冬隊員の方による、南極レポートもまた楽しい。
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インドネシアとまったく縁もゆかりもない私がなぜこれを手にして涼んでいるのか。
それはペンギンとネットがつないでくれた出会いのおかげです。

ペンギンアート展の常連出展作家さんで
バティック(染織)の「パチェ工房」をインドネシアに構えて活動されている、
賀集由美子さんが、このフリーペーパー「南極星」に
バティックマンガを連載されています。

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パチェさんとはお会いしたことはないのですが、
ツイッターでやりとりをしていて、南極星のことを知り、
編集長(女性)の池田さんとも知り合うことができました。
類は友を呼ぶのか?みんなペンギンのみならず動物が好きです。



フリーペーパーといえど、内容はとても面白い。
異国インドネシアに根をおろして生活する日本人の、知りたいことがもりだくさんです。
インドネシア語の練習法、インドネシアの温泉案内、
インドネシアで食べられる美味しいパン、現地の果物を使った天然酵母のつくりかた、
インドネシアの音楽案内・・・

「南極星」はネットでも無料で購読できます。 コチラ→ 「南極星」HP

でも私はやはり紙で読みたいほうなので、インドネシアから送っていただいています。
送料が高いので、年間購読するかどうか迷いましたが
そんじょそこらの日本の雑誌より面白いので、毎月楽しみに読んでいます。

ネットはいろいろ弊害もありますが、
池田さんや賀集さんのような、普通では知り合えない人たちとつながれることが
何より素晴らしいことです。

SNSを通じて、偶然ですが他にも海外で暮らす日本人女性数人とつながることができています。
日本国内にいたらわからない現地の空気を、彼女たちを通じて感じ、
狭く固まりがちな自分をつねにやわらかく、視野を広くしていけたらいいなと思います。
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by kozakurapon | 2013-07-27 13:01 | わたくしごと | Trackback | Comments(4)

これをつくりたくて習い始めました。

月一度の和菓子教室にて
7月は、錦玉羹「夏あそび」。

これを作りたくて習い始めたので、非常に気合いをいれました。

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金魚、小石はねりきり、ごまでできていて
砂は道明寺粉、水は梅酒の入った寒天。
水草は羊羹を切ったものです。

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金魚づくりにがぜん気合いがはいり、
同じテーブルの人たちにリアルだと驚かれました。
ええ、粘土細工は大好きです。(笑)

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私がこのお菓子をアレンジして、
何を泳がせたいかは皆様のご想像におまかせいたします。
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by kozakurapon | 2013-07-04 22:06 | わたくしごと | Trackback | Comments(8)

茶々の夏まつり抽選練習

あっというまにもう7月。
毎年恒例、8月10日から一週間のネット販売イベント
「Net de 夏まつり」まで約1か月。

コザクラのお茶碗は製作中。
あとは個展のときの作品を中心に出します。

夏まつりは、ブログに毎日アップする作品で、欲しいものがあれば
鍵コメントにて申し込んでもらい、希望者が多かったら抽選という形にしています。

抽選は、ガチャガチャのボールを応募者の名前の札の上に転がすという技で
いつもポンタロウがひとりでやっていました。

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ポンひとりでは負担が大きいので、茶々にも頭押しの技を身に着けてもらいたい。

そう思い、特訓を始めることになりました。

お気に入りの遊び場所、電話の前にスティックのりを立てて
頭で転がして床に落としてもらおうという計画です。

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あっ、いきなり激しい攻撃です!

でもっ、方向が逆だよ茶々!!

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のしのしと電話のうしろに移動。

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なに?ほんとは怖かったの???
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by kozakurapon | 2013-07-02 19:29 | わたくしごと | Trackback | Comments(6)