ペンギン・インコ陶つうしん

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発送終了!お待たせしました。

夕方4時頃、クロネコのお兄さんが集荷に来ました。
今日全部送ったので、早い方は明日荷物が到着します。

私ひとりだと時間がかかって大変な作業も
実行委員のふたりが加わると、なんてスピーディーなのかしら・・。

ところで・・

今回、実はまだ振り込みされてないと思われる方のぶんも
まとめて全部出したんです。

昨日郵便局に行って通帳記入したんですが・・・

しばらくATMを使ってなかったからか?
いや、でも一カ月ぐらい前にATM利用してるんだけど・・???
いくつかの振り込みがまとめられてしまっていて
誰がいつ振り込んだかがわからない!


なんで勝手にまとめるのだ!!!この一番大事な時期に!

郵便局は昨日はお休みだったし、記入しなおしてもらうこともできず。
今日はとても郵便局まで行く時間がない。

そんなわけで、全員分を一気に出すことになりました。
あれ~まだ支払ってないのにもう商品だけが来てる???

そういうこともあるかもしれませんが
そんな事情でした。
明日郵便局に言って記入し直してもらいますね。

ところで今日の荷造り作業はおぴ~さんだけでなく
おぴ~さん愛鳥、
くぴ~ちゃんとぐぴ~ちゃん@ズグロシロハラインコ
も来てくれましたよ。
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みなさんこんにちは。頭(ず)が黒いふたりです。
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私たちの仕事は、こまつか苗の家を軽く破壊することよ。
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この棚、私気にいったわ。
とくに観葉植物が気になるの。でも噛もうとすると
やめろと言われてつかまえられたりするのよ。
でも噛みたいじゃない?

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みんな仕事を終わってごはん食べたあとで
桃を食べていたの.
私たちおこぼれを少しいただいたんだけど
初めての味にビックリうまうま!
ふたりで奪い合うように食べたわ。
ご馳走様!

そんな鳥類応援団?も交えつつ
なんとか発送終了。
(海外の方につきましてはまた近日中に)

夏まつりにご参加ありがとうございました!!
メールのお返事できてないですが
もうしばらくお待ちください。
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by kozakurapon | 2010-08-30 22:57 | 2010イベント報告 | Trackback | Comments(60)

ラブローリエは入っているか?

今年の振り込み案内メール送りはたいへんでした。

やきものもけっこう同じようなものがあるし
らくがきドラマやポストカードなど紙モノも品数が多く
数を数え間違うのが得意な私は
何度も確認確認で人一倍時間がかかってしまいました。

みなさん不安に思われたでしょうね、すみませんでした。

さてさて、たくさんの方から早速振り込み報告をいただいています。
ありがとうございます。

メール対応や発送まで全部自分ですることは
業者さんにお願いするよりたいへんですが、
みなさんに直接ご意見やご感想をいただけるので
やりがいのある楽しい仕事でもあります。

できるだけ手書きでお手紙を書いて、オマケなんかもつけちゃったり。
この日のために集めたインコやペンギンのシールを貼ってみたり。

こんな全プレ(懐かしい表現)を用意しています。
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去年のブログ記事を覚えておられる方はいますか。

庭で見つけたハート型のローリエを、個展かネットイベントで差し上げるという話。

実は私も忘れていて(おいおい)
荷づくりしながら思い出しました。
でも、個展のときも今回も、ラブローリエを探す時間がなく
どこに入ってるのかわからずとにかく詰めたんですよ。
だから、もうすでに個展のときにお渡しした中に入っていて
どなたかが持ちかえられたかもしれないです。

でもまだ可能性はゼロではない!

全員の荷物のなかにいれておきますので、
アタリがあったら教えてくださいね。

売ってるローリエみたいなきれいな緑色には乾燥できてませんが
とりあえず無農薬。
収穫後、一枚一枚固く絞ったふきんで拭いてから
新聞紙の間にはさんで時刻表で押しをして(笑)
ダンボール箱にいれて
光のあたらない涼しい場所で干しました。
シチューやカレーなどに入れてお使いくださいね。

あと、みなさんに一枚ずつ
去年作ったポストカードに手紙を書いています。

こんなことしてるので、
発送はやっぱり来週あたまかな。

らくがきドラマだけでも早く送りたいとは思っていたんですが。
もうすこしお待ちくださいね。この週末がんばります。
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by kozakurapon | 2010-08-27 14:12 | 2010イベント報告 | Trackback | Comments(8)

Net de 夏まつり、終了!さてデカオカンのゆくえは?

2週間楽しんでいただきました、こまつか苗の真夏の大イベント
「Net de夏まつり」
昨夜終了いたしました。

みなさま、そして実行委員のおぴ~さんとくらさん、ほんとうにありがとうございました。
これから集計し、お買い上げいただいた77名のお客様に
振り込みについてのメールをお送りしますね。

そしてたいへん申し訳ないのですが
ポストカードを同梱する作業を、製作者のおぴ~さんと一緒にすることになっています。
その作業を都合で今週末にしかできなくなりましたので
当初の25日発送開始をあらため
発送開始は来週あたまに変更になりました。
できるだけまとめて運送会社に集荷してもらったほうが間違いが少ないので
早く欲しい方にはたいへん申し訳ないのですが
あしからずご了承くださいませ。

*****

ところで・・・

水面下でおこなわれておりました、デカオカンオークション。
落札者が決まりました。
なかなかドラマチックな展開になりましたよ。

最初、落札金額ではなく落札者のハンドルネームを発表すると申しておりましたが
入札された方は誰がというより金額を知って納得したいですよね。
そう思いましたので、お名前は公表せず、簡単な落札状況と金額を発表します。

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デカオカン1
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なかなかおだやかなお顔とひらいた足がチャームポイント。
なにかつかませたり、毛糸をからませてあやとりをしてるふうにしても可愛いかも。
一番身体が大きいからか、入札は14日と19日にふたりのみ。
19日に入札されたMさんが11150円で落札されました。おめでとうございます!
この子は個展のときにも「なにかご利益がありそう」と
みなさんにナデナデされていた気品ある顔立ちです。可愛がってあげてくださいね。
ライトも一緒にお送りしますが、
ハ〇ズなどでお好みのライトを入れ替えても楽しめると思います。

デカオカン2
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オカンにしてはとっても可愛い顔立ち。
タッチライトが上に手をかざさないとつかないことが玉にキズではありますが
これもお好みで違うライトに入れ替えたらまた違う雰囲気を楽しめるかと思います。
アロマキャンドルなどのろうそく類もいいと思いますが
本体がとても熱くなりますので取り扱いに気をつけてくださいね。
この子には6名の入札がありました。
10日に1名。
14日にもう1名入札ありましたが、
10日に入札の方が虫のしらせか入札しなおし
21日に入札された別の方も10日の方に及ばず逃げ切りかと思いきや

23日に12000円にて入札の方に追い抜かれてしまいました。
その後、23日、24日にも別の方たちが入札されるも及ばず、
23日に入札された方が逃げ切り、12000円にてTさんが落札されました。

デカオカン3
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一番小ぶりですがタッチライトは大きいものが入り
顔立ちが怖めでオカンらしい。
とうもとさんはこの子の写真ばっかり撮っておりました。
これも6名の入札がありました。

10日に入札は3名。このときRさんが10000円をつけてこの中では最高額でした。
そこへ11日、Pさんが同じ10000円をつけて同額で争うことに。

そこで私はブログの記事のなかで
「思う金額よりちょっとだけ高めに端数を出すと勝てる」と
さりげなくお二人に伝えるつもりで書きました。

14日におひとり入札がありましたがRさんとPさんにはわずかに及ばず。
RさんとPさんの一騎討ちのまま、膠着状態に。

そのうち15日にPさんが
12000円で勝ちにきました!!

24日にまた別の方が入札されるも及ばず
このままPさんの逃げ切りかと思いきや・・・・

なんと、Rさんが
24日終了まぎわ(11時51分56秒)

22999円で王手!!Rさん逆転勝利となりました。

*****

まったく非公開なのに、絶妙なタイミングで入札しなおす方があったのが本当に不思議。
どうしても欲しい!という気持ちを感じ
うわ~っ・・情報をもらしたい!
という誘惑にかられることしきり。

わたしひとり固唾をのんで行方を見守っておりました。

欲しいから値段を決めてほしいというご意見もありました。

作品の売価はどうやって決めるのかということを
たまに素朴な疑問として訊かれることがあります。

焼成代や材料費、付属品代(ライトなど)
販売時にかかる発送料に加え、販売手数料
(ギャラリー買いとりなどでは売価の半額で卸すことになるのでそのぶんを加算)
そこに私自身のその作品にかかった時間や
このぐらいの値段なら譲ってもいいという気持ちも加算。

今回の場合は手数料がないので
お金のあるなしにかかわらず、ほんとうに欲しいと思う方にお譲りしたいと思ったので
オークションという形をとりました。
なので結果にとても満足しています。

来年もまた、どうしても欲しいと思っていただけるくらい
魅力のある作品を作れたらいいなと思います。

みなさんありがとうございました!
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by kozakurapon | 2010-08-25 11:46 | 2010イベント報告 | Trackback | Comments(21)

らくがきドラマ本、印刷仕上がりました。

まだ夏まつり終了まではあと少しありますが、みなさんからいただいた注文メールを
プリントしてまとめる作業をしました。
65名も。うう・・ありがとうございます。

25日はメール送りまくりの一日になります。
ついつい手紙感覚でいろいろ書いて時間がかかってしまいそうですが、
なんとか25日中に送り終わるようにがんばります。

今日はらくがきドラマ本が印刷所から送られてきましたよ。
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同じ値段でできたのに、2色刷り用原稿を描く余裕がなくて
せめてインクはランクをあげて
小豆色のインクで、表面に加工のある紙を使用。
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サイズは当初B5を予定していましたが、小さいほうが手にとりやすいかと思い
A5にしました。ページ数は63ページ。

本になると嬉しいものですね。
ちゃんとオフセット本で作って良かったです。
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内表紙裏にもカットをいれたり
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全面的に構図から描きなおしました。
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音松くんの前掛けも右から読むように。(笑)
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ウットリ写真館の外観や
私の製作のようすなど??
他にもいろいろ描きこんでいますので、
じっくり読んで楽しんでもらえたらいいな~と思います。
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by kozakurapon | 2010-08-23 20:21 | 2010イベント報告 | Trackback(1) | Comments(24)

デカオカンオークション終了間近報告

Net de夏まつりももうすぐ終了・・・。あっというまのような、長く楽しんでもらったような。
作品もやきもののほうは、ウロコ鉢を一個残すのみとなりました。
去年もウロコ皿が残ったんだったなぁ。なぜ??
私のウロコインコ研究が足りないのでしょう。すまんウロコ、愛してるんだけどね。

ひとつ前の記事でお知らせしたCOOCAN++サイトの私の作品も
セキセイインコのカップを3つ残して他はお嫁にいきました。

半泣きで(笑)頑張って作ったものを
喜んでお迎えいただけるのはほんとうにありがたいことです。
みなさんいつもほんとうにありがとうございます。

さてさて、水面下で熱い戦い?がくりひろげられております
デカオカンカーメンの入札。
23日現在の入札状況は
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デカオカン1・・・・・一番大きいけどおだやかな笑みの気だてのよい子(笑)2人の方に入札いただいています。

デカオカン2・・・・・オカンとしては甘めのマスク。3人の方に入札いただいています。

デカオカン3・・・・・3つのなかではもっともコンパクトなのが人気なのか?6人の方に入札いただいています。

どなたのもとへ娘たちが嫁ぐのか。
もう一度言いますが、デカオカンなので大きいです
説明文をよく読んで大きさを確かめて
おうちのどの場所に置くのか、よく考えてからご入札くださいね。

こまつか苗 Net de 夏まつり2010年8月24日まで開催中。
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by kozakurapon | 2010-08-23 00:48 | 2010イベント報告 | Trackback | Comments(6)

お洒落を忘れないおとなのためのサイト

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去年の秋、4人の陶芸仲間
勝尾孝子さん、堀越洋司さん(Potter-Yさん)、よしいみかこさん
とともに「じぶんでたべるうつわ展」という
展覧会を企画しました。
じぶんでたべるうつわ、というのは、
怪我や病気の後遺症(マヒなど)のために
普通の器での食事が困難になった方でも
自分自身の力で食事ができるように工夫してある食器のことです。
「自助食器」と言われるものです。

樹脂やプラスチックなど、また強化磁器などでつくられたものは
介護用品として売られ、一般に売られていますが
デザインはどうしても味気ないものになりがちです。

わたしたちの目指した食器は
健常者もそれと知らずに買って使ってしまうようなオシャレなデザイン。

そのことをなにより意識して作りました。
展覧会は地元の新聞やテレビの取材がはいり、
多くのお客様に来ていただくことができました。

そのときに、ある企業の担当者の方に
私とよしいみかこさんのうつわを気にいっていただき
うつわづくりのご依頼があったのです。

正直私にはとても荷の重い仕事でした。
製作を依頼されたのは人形のついたフリーカップ。
ろくろで作らないといけません。
またその作品はネット販売するということだったので
大きさやテイストをあるていど揃える必要がありました。
ろくろがあまりにも下手な私には
修行に近い作業でした。(笑)
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ご依頼いただいた企業のサイトは
「COOCAN++」(くうかんプラス)
といいます。
いくつになってもお洒落を楽しみたい
そんな高齢者向けに、
実用的でありつつも美しい製品を提案、販売していくサイトです。
私たちの作品を、サイトたちあげの目玉にしたいということでした。

サイトは6月にオープンしていたのですが
購買層がわたしの普段のお客さまとは違うと考え
あえてわたしのお客さまにお知らせせずに来ました。

ところが・・
昨日ひさしぶりにサイトを見たら
アンケートに答えたらプレゼントが抽選であたるかも!という
キャンペーンが始まっているではありませんか。
しかもそのグッズは、さりげなくペンギンが登場する
寺田順三さんのイラストグッズではないですかっ!!(私が欲しいくらいだ)
さすがCOOCAN、プレゼントまでこだわりです。

これはみなさんに知らせなくては。

高齢者の方向けにというコンセプトだとしても
ネットを使いこなせる高齢者はまだまだ少ないし
どちらかといえば展覧会のときも
若い方が自分のご家族のためにお求めになることがほとんどでした。

敬老の日も近いですし、心を伝える道具として
こだわりのプレゼントはいいかもしれませんね。

夏まつりでも好評だったコザクラのうつわもあります。
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わたしのうつわだけではありません。
よしいみかこさんの鉢にはふちに独特のカットが施されています。
これにより、スプーンが入りやすく、ふいに手からスプーンが離れたとしても
必ず定位置に戻ってくるので掴みやすいのです。
デザインもシンプルで可愛く、うつわ展では私以上によく売れていたと思います。

私もよしいさんのうつわは持っていますが
料理上手の主婦ならではの細かい配慮があり
あまりにも使いやすいのでほぼ毎日使っています。
機能的で使いやすく、プレゼントしても喜ばれると思います。
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展覧会で一緒に自助食器に取り組んだ勝尾孝子さんは
その後個展に自助食器コーナーを設けて
意欲的に取り組んでおられます。

堀越洋司さん(Potter-Yさん)も
普段の作品製作に自助食器作りで学んだことを生かしておられます。

これから必要とされる分野でありながら
人間のデリケートな部分にかかわる分野でもあるため
販路も難しい。実際、手間がかかるわりに高いものは売れません。

ただ、たくさんの作家がうつわづくりのなかに
少しそういう視点を持って作ることで
自然に多くの人たちに使いやすいものが生まれていくのではないかなと思います。


作品販売サイトはこちら↓

COOCAN++


*上の写真3枚はおぴ~@コザクラインコさん撮影
一番下の写真はCOOCANサイトから借用しました。
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by kozakurapon | 2010-08-20 15:27 | 納品情報 | Trackback | Comments(6)

らくがきドラマ「あのときの喧嘩・加筆改稿版3」

さて、こまつか苗Net de夏まつりも半ばを過ぎました。
あと一回だけ作品の追加がございます。
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少ないながら、わりと人気なラインナップを揃えました。
19日(木)の夜にアップしようと思います。
例によって時間はヒミツです。
「縁」がすべての世の中です。(笑)
もし手にはいらなくても、また新しい作品と出会える時をお待ちくださいね。

ところで働き者のおぴ~さんが、またまた新作ポストカードをアップしました。
●ジャキコもの(合成じゃないのがすごい)
●おぴ~ちゃんもの
●ぽんぽんもの

こちらからショップ画面にどうぞ。↓

こまつか苗Net de夏まつり

さて、らくがきドラマ第一話、「あのときの喧嘩」最終回です。

*****
衝撃的なデビュー?を果たしたピーチは、
次の日から不良生徒たちの崇拝の対象になりました。

「姐さん、おはようございます!」
「ウイッス!」
ピーチが歩いていく先々で、暴翔族のキバタン男子たちが
エクエクと頭をあげさげしながら待っていました。

「歩きにくいき、そげんのやめちゃらんやっか?」
「はい、姐さん。」
「ところで、あの威勢のよかあんたたちの大将はどげんしたね?」

「それが・・・」
「あの事件のあとからずっと学校の屋上にこもって・・・」
「ギターを弾いてるみたいなんです。」


「ギター?」

ぴく美とピーチは気になって、そおっと屋上に上がってみました。

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物かげから覗くと、たしかに庵が
ギターをかきならして歌っていました。

♪ガキの頃から悪鳥で
豪州(あっち)じゃカラス扱いさ
ダッシュ噛みでは敵なしで
触れる者はみな 血染めになった

でも おれは孤独だった
強くなればなるほどに
俺を本気で叱る者は なくなった
強い者を求めてたたかうほどに
俺はもっと孤独になった

そこに君が あらわれたのさ
マイエンジェル  ピーチ
桃色に輝く君
フォーリンラブ オーイエー
ポンポンになった君の冠羽
ソー ビューティーホー♪


ピーチはびっくりしてあとずさりました。
階段の上に積み上げてあった机が、
ガタンと音をたてて崩れました。
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「あっ」
庵と目があい・・・・

「△◎★・・・・・・」
意味不明なことをつぶやきながら、ピーチはその場を逃げ出しました。
「待ってよピーチ!」
ぴく美は急いであとを追いました。

その日以降、庵は学校にあらわれることはありませんでした。


「・・・・庵くんはあのあと豪州に帰って、歌手としてメジャーデビューしたって聞いたわ。
ずいぶん人気がでたみたいなんだけど、突然やめて姿を消したらしいわ。」
「ふぅん・・・・」

パパパパ、パパパパン

「あ、花火がもうすぐ終わるのね。盛大に打ち上げてるわ。
ちょっと外に出ましょうよ。」
「そうやね。」

ぴく美とピーチが外に出ると、夜空が昼のように明るくなるほどの
大輪の花火、花火。

「きれい・・・。」

やがて、煙を残して花火の音はやみ、かわりに草むらから虫の声がきこえてきました。


「ピーチ、私そろそろ帰るわ。」

ぴく美はふっとほほえんで言いました。
「お客さんよ。じゃあね。」
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すこし離れたところに、カトルボーンギターを肩からさげた
キバちゃん・・・・・庵が立っていました。

花火を見終わった人たちがざわざわと歩き出す音が聞こえてきます。


「1曲、弾きましょうか。」

「そうやね・・・・ひとつ頼んでみようかいな。入りんしゃい。」

チリン。

次の季節の訪れを感じさせるような、かすかな風が・・
店先の風鈴を鳴らしてゆきました。
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あのときの喧嘩・完
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by kozakurapon | 2010-08-18 22:59 | らくがきドラマ | Trackback | Comments(4)

らくがきドラマ「あのときの喧嘩・加筆改稿版2」

らくがきドラマの続きです。
最終の作品アップの日時はこのお話が全部終わってから発表しますね。(次の更新)

ところでおぴ~さんが新しいポストカードを準備しているらしいです。
おぴ~ちゃんやぽんぽんのものもあるようですよ。
19日くらいにはアップされると思いますのでチェックしてみてください。

こまつか苗Net de 夏まつり開催中

*****


「あなたに怒られたい男たちが集まるから、
あなたのお店、「怒られ割烹」って言われてるらしいわよ。うふふ・・」
「ほんっとに、バケツがいくらあっても足りんバイ!
ところであんた、かたぎの奥さんがこげな時間に
夜の街ばウロウロしたらいかんのんやないとね。」
「いいのよ。今日はあの人、出張なの。
たまにはピーチんとこで、何か美味しいもの食べたいなって思ってね。」
「そうなんね!ちょうどよかったバイ!新物のひまわりのタネが入ったんよ!」
「あらいいわね。いただくわ。」
「今、夏祭りの花火大会ば始まったところやき、この時間は開店休業バイ。
ゆっくりしていきんしゃい。」
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おじょうさん育ちで優しいぴく美と、男まさりなピーチ。
まったく接点のなさそうなふたりですが、
昔から不思議とウマがあいました。

「あのひと・・・似てない?」
「誰?」
「ギターを抱えてた流しのひと。庵くんにそっくりよ。」
「ああ・・・庵くん。」


ぴく美とピーチが学生の頃。
校内暴力が社会問題化していました。
不良たちが、教室の黒板をひどくかじったり
冠羽を全開にして叫び、集団で校庭を飛び回ったり。
先生たちも手のつけられない状態でした。

「庵(いおり)」は、暴翔族「豪州鳥臭連合」のヘッド。
冠羽はいつも全開。雄たけびは校舎を揺らすほど。
彼にはむかう者は、脂粉で真っ白に染まって倒れていきました。
むかうところ敵なし。

そんなある日、彼のうわさを聞きつけた
コウテイペンギンの中ビナで構成される
暴翔族「紅麗威死」(クレイシ)たちが
学校に殴り込みをかけてきました。
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校内でふたつの暴翔族の抗争が勃発したのです。

「ピーチくん、この教室、3年B組だ。」
「はい、先生」

ちょうどその日、ピーチは転入してきたのでした。

教室は、集まった不良鳥類たちですし詰め状態。
ふたりのヘッドを囲んで、
緊張感と鳥臭さがみなぎっていました。
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「おい、おまえら。飛べないくせに暴翔族とは笑わせるぜ!」
庵が怒鳴りました。

「おまえらこそ、水の中では飛べないだろう。
黄色い羽根チャラチャラ揺らしやがって!」
「ふん、中途半端なモヒカン頭しやがって。
今日こそお前ら全員粉々にして、ボレー粉にしてやるわ。」
「俺達のフリッパー攻撃で血染めになりたいか!」
「ばかやろ。お前らのフリッパー攻撃なんか漫才のツッコミ以下だ。
こっちこそ、俺らのダッシュ噛みで鼻の穴をひろげて呼吸しやすくしてやるぜ!」

キーンコーン カーンコーン
始業のベルが鳴りました。

「あぁ~みんな、席につきなさい。
これ、君たちはここの学校の者じゃないだろう。早く帰りなさい。」

(先生無視)「このやろう・・・」
(同じく先生無視)「やるかっ!」

「あんたたち、たいがいにしちょきーよ!」

今まで黙って様子を見ていたピーチが
大きい声でどなりつけました。
校舎が大きく揺れました。
「頭ば、冷やしんしゃい!」

ピーチは廊下にあった防火用水のバケツを取ると
庵と紅麗威死のヘッドにむかって
勢いよくバケツの水を浴びせました。
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あたりはまさに、水を打ったような静けさに包まれました。

「静かになったバイ。先生たのんバイ。」

びしょぬれのまま、茫然と立ちつくす庵たちをおいて、
ピーチが言いました。

「ああ~え~と、みんな席につけ。
紹介が遅れたが、今日、九州の漁利漁利高校から
転入してきたピーチくんだ。」
「よろしく頼んバイ。」
「みんな仲良くするように。では席はぴく美の横に。」

いつのまにか紅麗威死たちは姿を消し、庵も教室から出ていっていました。

「みんな~さっきは喧嘩をしようとしていたようだがな~っ。
そんなことではいかんぞ。みんなひとりでは生きていけないんだ。」
冠羽を掻き上げながら、ヤシオウム先生は黒板に字を書きました。

「鳥、という字はお互いを支えあって・・・」

「はい、先生。」
「なんだねぴく美くん。」
「黒板の字、「島」になってます。」
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「全員、自習!」

先生は冠羽をあげさげしながら、教室を出て行ってしまいました。

「ちょっとひどかね~・・・グレたくなる気持ちもわからんでもないバイ。」
ピーチは思わず呟きました。
それを聞いたぴく美はふきだしました。
「ふふふ、ピーチさん、私、ぴく美っていうの。
あなたハッキリしてて面白いわ。これからよろしくね。」

つづく。
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by kozakurapon | 2010-08-17 23:41 | らくがきドラマ | Trackback | Comments(10)

らくがきドラマ「あのときの喧嘩・加筆改稿版1」

らくがきドラマ本ですが、先日ようやく印刷会社に入稿。
そこは同人誌印刷では大阪でも有名な出版社だったのですが
全然わけのわかってない人にも
親切丁寧に対応してくれました。
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受付には、参考のためにたくさんの同人誌の見本が置いてありました。
どれもプロみたいにすごく綺麗に描かれていて、
印刷もとても計算された色遣いや紙質。
しかもどうやら私の一冊千円という値段設定より安そう。
一冊千円で60部売れてやっと印刷代くらいなのに
フルカラー表紙とかで同人誌描いてる人はたいへんだなぁと思いました。
きっとたくさん売れるから値段を抑えてもやっていけるんですね。すごい・・。

私がちょっとかじった高校生くらいのときは
コミケも近所の高校の体育館や図書館でノンビリ行われていたものですが
いまどきは大きなイベント会場を貸し切りで、何万人と集まるすごい世界なんですよね。

そりゃもう連日必死で描いた原稿ではありますが
あまりの素人っぽさ、素朴さに
予約いただいているお客様に申し訳ない気がしてきまして
せめて表紙の材質とインクのランクは上げました。
たくさんオマケのカットを増やして、
らくがきならぬマジがきドラマになってますので許してください。

*****

とつぜん始まるらくがきドラマ。
といっても今回のは新作ではありません。
2009年に書いたらくがきドラマ第一話が
なりゆきで連載になったためストーリーになっていなかったので
らくがきドラマ書籍化にあわせて、加筆改稿したものです。

*****

とある町の、大きな古木のうろのなかに
夕刻になると、ちいさな灯りがひっそりともります。

バー「とまり木」。

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「マスター、ネクトンをロックで・・・」
「はい。いい赤粟の穂が入っていますが、どうされますか?」
「じゃ、それも。」

「あ、お客さん。」
「ん?」
「カウンターかじりはご遠慮ください。」
「ごめんごめんマスター、
ちょっとクチバシが伸びていたから・・・。」

「ベタファームももらおうかしらぁ~。」
「お客さん、ビタミンのとりすぎですよ。」
「そうね~、この前も検査にひっかかったわ。」

「あ、キバちゃん」
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「よっ、待ってました!」
「・・・キバちゃんって誰?」
「オーストラリア帰りの「流し」よ。
あちこちの酒場を巡って、客の歌にあわせたり
リクエストに応じてギターを弾くの。」
「ふ~ん。」

「キバちゃんいらっしゃい。・・・なにかあった?」
「えっ?マスター、べつになにもねえよ。」
「ふ~ん・・・そうかな?」
キバちゃんはあわてて目線をそらしました。

「・・・でもあいつ、ちょっと短気だって聞いたぜ。
この前も派手な喧嘩したって。」
「誰と?」
「「鐘かぶりのポン」と「半目のピヨちん」さ。」

数日前のことでした。

夜の街で、キバちゃんとすれちがった「鐘かぶりのポン」が
いいがかりをつけたのです。

「こらキバ野郎!下手なカトルボーンなんか弾きやがって。
お前のせいで仕事はあがったりや!」

「鐘かぶりのポン」の仕事は、酔ったインコ客の頭に
好みの鐘をかぶせてやることです。

ただ、報酬として、法外な蕎麦の実を要求するのでたちが悪い。
バーの常連客の鼻つまみ者なのです。
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「ほんまやでポン兄弟。
こいつキャアキャア騒がれて、調子にのっとるで!」

チンピラ仲間の「半目のピヨちん」も加勢。

「なんだと・・・やるか?」
「おう、ここは迷惑や。そこのほわ毛公園に行くで!」
「望むところだ。逃げるなよ。」

3羽はほわ毛公園に着きました。
もう物見高い見物人たちが彼らを囲んでいます。

「ほなポン兄弟、俺からいくで!」
「おう、頼んだでピヨちん。」
「ギャギャギャ!ポンちゃんはう・ろ・こ!
おぴ~ちゃんもう・ろ・こ!」
「うわっ、こらピヨちん、俺の頭の鐘に萌えてどうすんねや!」
「すまん兄弟、俺、光りもんに弱いんや。」

「お前らのっけから仲間割れか。
じゃ、俺からいくぜっ!!」

キバちゃんの冠羽が全開に・・・・!

「やめんねっ!」

ザバッ!
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公園の向かいの、桃の古木にある
割烹「桃色鳥類」のおかみ、ピーチ姐さん。
防火用水のバケツの水を一同に浴びせたのです。

「うわっ、なにすんねん!」
「しゃーしかね!店の前で喧嘩ば、せんとよ!」

「ううっ、しゃあないな。
こらキバ野郎、今にみとれよ!」

「鐘かぶりのポン」と「半目のピヨちん」は
ののしりながら逃げていきました。

「たいへんね、ピーチ。」
「あら、みとったとね?」
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誰もいなくなった店の前に
ピーチの幼馴染、ぴく美が立っていました。

つづく!
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by kozakurapon | 2010-08-16 18:11 | 2010イベント報告 | Trackback | Comments(12)

デカオカンオークション中間報告

公開入札ではないので、気付いていない人もいるかもしれませんが
個展のときに作ったデカオカン3人娘を嫁にやるべく
ただいま夏まつりにてオークションが行われています。

デカオカン1
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この娘は一番大きいうえに、
タッチライトが入らないためコードが必要なのが原因か・・
いまだ入札なしです。
身体はでかいが顔立ちはおっとりとして
気だてはいい娘なんですけどね。(笑)

デカオカン2
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この娘は入札1名はいってます。
このまま逃げ切りなるか?!
一番可愛い顔をしています。
ただ、ライトをいれる穴が小さいせいで
タッチライトが小さいのしかはいらず
上から手をかざさないと光らない。
まあ、中のライトをコードつきのものに換えたり
アロマキャンドルを使ってみたり
いろいろ試してもいいかと思います。

デカオカン3
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これがダントツ人気でして
4人入札されています。
そしてふたりが同じ値段で争う展開に。
たとえば5000円などのきりのいい数字よりも
5010円とか、希望価格帯からすこしだけ上に設定するのが
こういうオークション勝利のコツです。

大きさを伝えるのってほんとに難しいですが
このぐらいの大きさです。
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マンションなどではなかなか設置場所に悩みそうですが。

作るときに底面に穴をあけておけばよかったのですが
ちょっと雨水がたまるおそれがあります。
屋外に設置されるときは、雨のかからない場所を選んでください。
ライトは雨水で感電してはいけないのでいれないほうがいいでしょう。

オークション画面に進むとき、「売り切れ」と表示されていますが
それはサイトの都合で消せないのです。
無視して各オカンの説明画面に進んでください。
何度でも入札しなおせます。

こまつか苗Net de夏まつり
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by kozakurapon | 2010-08-14 12:45 | 2010イベント報告 | Trackback | Comments(8)