たいへんお待たせしました。突然はじまるらくがきドラマ。
先日ダンナとこんなラーメン屋にフラッとはいってしまったりで

(ピーチ姐さんを連想させる・・。(笑)とんこつスープ美味しかった。)
はやく小桜島を完結させなくてはと気にはなっていたんです。
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さあさあはじまるよ~。
*****
手元の鳥臭測定器はついにこわれてしまいました。

今まで閉まっていた御簾がするするとあがり、

猛烈な鳥臭さとともにオカンカーメンが姿をあらわしました。
「う・うわぁ。ほんものだよ!ぽんくん!」
「感動ですね・・・。オカンはしゃべらず、
手に持ったタマシイインコ「タマちゃん」がオカンの気持ちを言葉にしているようです。」
「うしろにあるのがオカンカーメンの黄金の秘宝だわ!」とプテラ姐さん。
「なんとかあそこまで行けないかな・・・」
「オカンカーメンは起きぬけだからまだ眠そうだが・・
機嫌はよさそうだな。頬毛がくちばしを覆っているし。」

「みなの者、オカンカーメン様お目覚めである。」
カイ教官が号令をかけました。
「かしげ!」

「礼!」

プテラ姐さんが小さく叫びました。
「今よ!早く壁づたいにオカンのうしろに回り込むのよ!!」

「オカンカーメン様から今朝のお言葉をたまわる。」
タマちゃんが言いました。
「やすめ!」

「・・・・おお~なんとかお宝のところに紛れ込めたぞ!」
「しっ・・・静かに手早くめぼしいものを盗るのよ!」
「おお~これは珍しい・・考古学上の大発見だ~。」
おぴ~教授はストロボに気をつけながらも夢中で写真撮影。
「先日、この日本の大阪で重要なイベントがあった。
音松というコザクラの写真展である。
コザクラインコのイメージアップに多大なる貢献を・・」
オカンの話は長いようでした。
「・・・というわけで、今朝の話はここまで。
ではこれから奉納の舞の時間である。
最初に踊りを披露したいものは
おるか?」
「ぴきょっ!」
「しまった!」

「なんだお前は!」
「侵入者じゃないか!みなの者であえ!であえ!」
さっとそばのふすまがあいて、オカン親衛隊コザクラがわらわらと出てきました。
テトラはあわててオカンにはりついたまま硬直している
オルカをひきはがしました。
「ほかにも仲間がいるぞ!」
「あっお宝を狙ってるぞ」
「つかまえろ!」
「つかまえろ!」
あたりはハチの巣をつついたような騒ぎになりました。
広間じゅうのコザクラたちが「欽ちゃん走り」で追っかけてきます。
「に、に、にげろ~~!!!」
つづく!