こ~わい目を~したお人形は~♪
日本生まれのオカン~バン娘♪
か~わいい豪州のキバタンよ~なかよく遊んでや~っとくれ♪
童謡「青い目のお人形」(でしたっけ?)の替えうたです。
戦前に日本の市松人形と
アメリカのセルロイド製の西洋人形を交換したときの唄ですね。
中身はえらい違いですけど、
先日オーストラリアに向かって日本製の人形が旅立ちました。

「おかあさま、私は明日嫁ぎます。」
「おおオカンバン娘、にたかGさんに可愛がっていただくのだよ。
そしてあちらで野生のキバタンになめられることのないよう
立派につとめるのだよ。」
オカンバン娘とは、
去年、アートインナガハマ(長浜の市街地で行われた大規模なクラフト市)に出展したとき
ディスプレイのためにカンバンになる大きな人形を作ったものです。
そして使用後、オーストラリアで野生のキバタン(白いオウム)に餌付けをしている
にたかGさんというブログ仲間のもとに送りつけることになりました。
少々のことでは驚かない野生のキバタンにも、
オカンカーメンの「鳥よけ効果」はあるのかという
国の垣根を越えた実験プロジェクトなのです。
オカンバン娘に改造をほどこし、かごの中にひまわりのタネをいれられるようにしました。
キバタンの餌場・にたかGさんちのテラスの手すりに座らせることができます。

また、フックがついているので
庭にあるキバタンがいつもとまっている木につるすこともできます。

オカンバン娘はでかいので
中にものを入れられるように改造しました。
ネット個展や作品展のときにご売約いただいた商品や
にたかGさんのリクエストで
神戸のブティックで作ってもらったキバタンのピアスなどを詰め込み

緩衝材がわりに、海外生活では貴重な日本のスナック菓子をつめこみました。
私の好みで、「都こんぶ」も入れておきました。(笑)絶対懐かしいはず。
「ではおかあさま、行ってまいります。」
「道中気をつけるのだよ。」
こうして小春日和のあたたかな日に(?)娘は旅立っていきました。