毎年、年末年始の帰省には鳥をつれていくことにしています。
いつもは往復とも飛行機なんですが
今年は行きだけフェリーに乗ってみました。
会社帰りの主人と待ち合わせて
大阪港まで電車でぽんぽんと荷物を運びました。
遠い・・・重い・・・かさばって改札機を通れない・・・。
分厚いダウンを着ていたので、鳥連れのホームレス(なんか夢があるな~)のようでした。(笑)
ようやく主人とおちあって荷物を分担。フェリー乗り場で手続き。
鳥の運賃は2000円でした。
主人が乗船名簿を記入するとき、動物の種類のところを
「島類」
と書いてました。ちっちゃいアイランドやな~(笑)
フェリーに乗りこみ、ぽんぽんを預けに行きました。
別棟?の小さい動物用船室があり、
すでに小さい犬が3匹ほど収容されていました。
最初はみんな静かにしていましたが
私が行くと「くううう~ん」と小さい声で鳴きはじめてしまいました。
みんな訓練されたいい子なんでしょうね。我慢しつつ
でも耐えきれない様子がいじらしかったです。
犬のとなりのケージにとりかごを入れようとしましたが
びみょーに高さが合わなくて入らない。
どうしようかと困っていたら、担当の女性が気を利かせて
フロントの中で預かりましょうと言ってくれました。
昨日は文鳥を預かったんですよ~ということでした。
とても感じのいい方で助かりました。
フェリーのなかは暖房が利いてましたが
かなり乾燥していましたので、水入れに水をいれておきました。
さっき無理にケージをつっこもうとしたときにこぼれましたが
湿気対策になるかとそのまま預けました。
後で見ると、餌の上に水がかかって湿ったため、ぽんぽんは何も食べずに寝たらしい。
落ち着かなかったせいか水も飲んでいなかったようで
フェリーから降りて車に乗った時に、水を口元に持っていったら
びっくりするほどの勢いでゴクゴク飲んでいました。かわいそうなことをしました。
この日はさすがに混雑していて夜遅くまで騒ぐ人もいたし、
寄港便だったので未明にアナウンスがはいったりして
フロントにいたぽんぽんは落ち着かなかったようです。
1000円高速のおかげで致命的な打撃をうけて
存続の危機にあるということなので
守りたいと思ってわざわざフェリーにしたのですが・・・
鳥連れではきびしいかな。
帰りは飛行機でした。
こちらは片道5000円。ハードケージを無料で借りてかごごと入れてもらい、預けます。
離陸や着陸で揺れますし、ぽんぽんにとってはもちろん快適とはいえないでしょうが
なにより時間が短いのがいいです。
フェリーを守りたいんですけどね・・。
便数が減って、時間も中途半端になってしまい、余計利用しにくくなっています。
便数が減って利便性が犠牲になっているのは飛行機も一緒。
こういうインフラは一度失われるとなかなか整いません。
千円高速で長距離を移動する体力のある、若いあいだはいいですが
これから高齢化社会を迎えるのに
公共交通が滅びてしまっていたらどうすればいいのかな~なんて
少し不安になっています。