うちのコザクラぽんたろう。慢性の毛引き&自咬症です。
シッポ周辺をキツく毛引いたり咬んだりしています。
見た目は、ちょっと小柄ですがフツーに見えるぽんぽんです。
いちど全部シッポをとってしまったため、
エリザベスカラーのお世話になって
厭な思いをしたのを学習したのか
ぱっと見なんの問題もなく見えるように毛引くのが上手になりました。
(というか学習するなら毛引き自体をやめるように学んでいただきたい・・・)
しっぽを数枚残していますが、
根元の部分をしごいて、出血させてます。
そのしっぽの束のまわりをきれいに丸くハゲさせるのが彼の最近の流儀でしたが
何度も毛を抜くと毛根がへんな具合になって、まともな毛がはえてきません。
生えても一つの穴から2~3本筆毛が生えたりし、
刺激で腫れたように膨らむので痒いのですね。
始終触っているうちに傷つき、かさぶたを剥がすので出血する。
写真のシッポの両横の黒い部分がかさぶたです。
もともと暖かい手のなかでくつろぐのが大好きなぽんぽんですが
最近は放鳥してもすぐ手の中に入って、ウンコの時と
りんりんトレーニング
(投げた鈴を拾ってきて私の手にある器にダンクシュートするとおやつのシード餌がもらえる)
のとき以外は手を離れることがありません。
まだ老けこむには早いので、(4歳)とても心配です。
また、寝る前に餌をめいっぱい食べるようになりました。
「ウプッ」という感じで目を細めることも。
以前預かった毛引きの子もものすごくたくさん食べてましたが
やはり毛が抜けたぶんの栄養を取り戻そうとしているのか。
ぽんぽんは春の発情期、とくに4月中旬が危険な時期です。
発症したのも、毎年手に負えなくなるほど悪化するのもこの頃。
そして個展準備などで私が忙しくなるのもこの頃。
5月に個展やるのをやめようかと思うくらい困ります。
しっぽのまわりの傷が炎症を起こしているので
やはり今年もカラーをつけなければならないでしょう。
でも去年この時期にカラーを付けていたら
2度ほどウプッと喉が詰まって餌を吐いてました。
カラーの素材(透明の下敷き)を違うメーカーのものに変えたのですが
前に使っていたものより少しだけ硬かったからでしょうか。
また、しっぽに届かないからか、
足の付け根をすこし毛引きはじめたのでカラーをとりました。
去年はそのあとおぴ~さんに預かっていただいたおかげであまり悪化はしませんでした。
でも禿げてしこりのできたシッポの皮膚は容易には治らず。
ちょっとずつ噛んで、今の状態になったわけです。
今日も獣医さんのところに行ってクチバシをカットしたり
傷をイソジン消毒したりしましたが、
やはりカラーつけるしかないことは分かっているのです。
「足を噛むようになったら一番やっかいですね。」
「餌をめいっぱい食べるときに喉が詰まらないようにカラーをつけるのは難しいね・・。」
先生と唸りつつ・・。とにかく腫れているので抗生剤などの薬をいただき、
アガリクスなどの入った錠剤を粉にしたものをすこしいただいてきました。
昔使っていた透明下敷きは京都のデパートの文具売り場にあるので
行って買ってきました。
このメーカーのはいくぶん柔軟なのですが
丸く切って曲げたとき、どうしても反発して平面に戻ろうとする力が働き
ぽんぽんの喉にひっかかるもとになると思うので
熱を使って下敷きにクセをつけられないかと思っています。
ほんとはクリアファイルくらいの軽い素材が使えたらいいし
シッポじゃなければもっと小さいカラーでいいのに。
小柄なぽんぽんにはあまりにもかわいそうなくらい
大きくて硬いカラーしか使えないのです。
週末から試練が始まります。
今のうちに工房でやる仕事を終わらせて
家でぽんの様子を見ながらできる仕事に切り替えなくてはなりません。
んん~、、、といっても工房でしかできない食器づくりは、今が正念場。
ギリギリに作るのは工房のみなさんや、焼いてくださる先生にご迷惑をおかけするからです。
カラーをつけなくても、つけても危険。
いつも厳しい選択をせまるぽんぽんです。
(私を困らせるのがぽんぽんの狙いなんでしょうけど・・・)