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ペンギン・インコ陶つうしん

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ぽんぽん春の試練

うちのコザクラぽんたろう。慢性の毛引き&自咬症です。
シッポ周辺をキツく毛引いたり咬んだりしています。
見た目は、ちょっと小柄ですがフツーに見えるぽんぽんです。
ぽんぽん春の試練_d0123492_22405652.jpg


いちど全部シッポをとってしまったため、
エリザベスカラーのお世話になって
厭な思いをしたのを学習したのか
ぱっと見なんの問題もなく見えるように毛引くのが上手になりました。
(というか学習するなら毛引き自体をやめるように学んでいただきたい・・・)
しっぽを数枚残していますが、
根元の部分をしごいて、出血させてます。

そのしっぽの束のまわりをきれいに丸くハゲさせるのが彼の最近の流儀でしたが
何度も毛を抜くと毛根がへんな具合になって、まともな毛がはえてきません。
生えても一つの穴から2~3本筆毛が生えたりし、
刺激で腫れたように膨らむので痒いのですね。
始終触っているうちに傷つき、かさぶたを剥がすので出血する。
写真のシッポの両横の黒い部分がかさぶたです。
ぽんぽん春の試練_d0123492_22412484.jpg


もともと暖かい手のなかでくつろぐのが大好きなぽんぽんですが
最近は放鳥してもすぐ手の中に入って、ウンコの時と
りんりんトレーニング
(投げた鈴を拾ってきて私の手にある器にダンクシュートするとおやつのシード餌がもらえる)
のとき以外は手を離れることがありません。
まだ老けこむには早いので、(4歳)とても心配です。

また、寝る前に餌をめいっぱい食べるようになりました。
「ウプッ」という感じで目を細めることも。
以前預かった毛引きの子もものすごくたくさん食べてましたが
やはり毛が抜けたぶんの栄養を取り戻そうとしているのか。

ぽんぽんは春の発情期、とくに4月中旬が危険な時期です。
発症したのも、毎年手に負えなくなるほど悪化するのもこの頃。
そして個展準備などで私が忙しくなるのもこの頃。
5月に個展やるのをやめようかと思うくらい困ります。

しっぽのまわりの傷が炎症を起こしているので
やはり今年もカラーをつけなければならないでしょう。

でも去年この時期にカラーを付けていたら
2度ほどウプッと喉が詰まって餌を吐いてました。
カラーの素材(透明の下敷き)を違うメーカーのものに変えたのですが
前に使っていたものより少しだけ硬かったからでしょうか。
また、しっぽに届かないからか、
足の付け根をすこし毛引きはじめたのでカラーをとりました。

去年はそのあとおぴ~さんに預かっていただいたおかげであまり悪化はしませんでした。
でも禿げてしこりのできたシッポの皮膚は容易には治らず。
ちょっとずつ噛んで、今の状態になったわけです。

今日も獣医さんのところに行ってクチバシをカットしたり
傷をイソジン消毒したりしましたが、
やはりカラーつけるしかないことは分かっているのです。
「足を噛むようになったら一番やっかいですね。」
「餌をめいっぱい食べるときに喉が詰まらないようにカラーをつけるのは難しいね・・。」
先生と唸りつつ・・。とにかく腫れているので抗生剤などの薬をいただき、
アガリクスなどの入った錠剤を粉にしたものをすこしいただいてきました。

昔使っていた透明下敷きは京都のデパートの文具売り場にあるので
行って買ってきました。
このメーカーのはいくぶん柔軟なのですが
丸く切って曲げたとき、どうしても反発して平面に戻ろうとする力が働き
ぽんぽんの喉にひっかかるもとになると思うので
熱を使って下敷きにクセをつけられないかと思っています。

ほんとはクリアファイルくらいの軽い素材が使えたらいいし
シッポじゃなければもっと小さいカラーでいいのに。
小柄なぽんぽんにはあまりにもかわいそうなくらい
大きくて硬いカラーしか使えないのです。

週末から試練が始まります。
今のうちに工房でやる仕事を終わらせて
家でぽんの様子を見ながらできる仕事に切り替えなくてはなりません。
んん~、、、といっても工房でしかできない食器づくりは、今が正念場。
ギリギリに作るのは工房のみなさんや、焼いてくださる先生にご迷惑をおかけするからです。


カラーをつけなくても、つけても危険。
いつも厳しい選択をせまるぽんぽんです。
(私を困らせるのがぽんぽんの狙いなんでしょうけど・・・)
by kozakurapon | 2010-03-02 23:30 | コザクラインコ | Trackback | Comments(28)
Commented by toubounonki at 2010-03-03 00:31
ほんとうに上手に抜いてますね・・・・。上からみたらこれ、わからないですよね。
コザクラの毛引きについては詳しく知らないので何のお役にも立てないのですが(涙)、うちにいたセキセイの中には自分の子供たちの毛を
抜いてしまう子がいました。
ヒナのときに抜かれて大人になってもハゲが残ってました。
Commented by フラットエリック at 2010-03-03 12:40 x
カラーをつけていてもフトモモには届くのですか。 ぽんぽん・苗さんにとって試練の時期なのですね・・・。 かわいそうだけど、つけないと。。というジレンマ、つらいですね。 がんばるんだ ぽんぽん!
Commented by あさたろう at 2010-03-03 14:10 x
う~ん、なんとコメントしていいのか。。。
分からないならコメントするな、と言われそうですが。。。
鳥さんの心中はこちらが必死で察してあげなくてはならないのですが。。。それがなかなか分からず。。。
スミマセン(__)(__)(__) 
Commented by kozakurapon at 2010-03-03 19:10
toubounonkiさん、ぽんぽんもヒナのときに
親におでこのオレンジ毛以外全部毛をむしられていたので
初めてご対面したときは
ひとり餌食べてるのにハゲてるから不思議に思っていたのですよ。
成長期に、毛を再生するのに栄養を使ったからか
身体も小さく、毛もボソボソして足が細くて弱いです。
頭がけっこういいので、こちらの対処しにくい方法をとるのが得意です。
なんとか長生きしてほしいけど、困ったものです・・。
Commented by kozakurapon at 2010-03-03 19:18
フラットエリックさん、昨日病院で
餌を食べすぎたり足をかじるとカラーをつけられないかもと
先生と話したのを聞いて理解したかのように
先ほど見ると前にカラーをつけたとき以来
いままであまりさわってなかった足のつけねを噛んで皮がすこし剥けてました。餌もまたウプッとなるまで食べてるし。
鳥バカのたわごとかもしれませんが、ぽんは人間の言葉がすこしわかるのかもしれないと思いました。めったなことは言えません・・。
Commented by kozakurapon at 2010-03-03 19:24
あさたろうさん、お気持ちだけで結構です。
さっき足を噛んで皮が剥けてるのと、
寝る前に食べ過ぎて目を細めてウプッとなってるのを見ると
カラーつけるのがまた怖くなりました。
どうしたらいいのやら。
放鳥しても膨らんで手の中で鳥寝して
ウンコのとき以外飛ばないし。
なついて可愛いを通り越して、もはや心配です。
Commented by ごぉ at 2010-03-03 19:32 x
ほんとに辛いことですね。
なぜそうなるのかと話しが出来るのなら本当に助かるのですが…。
かさぶたなども気になってなぜかず〜っとさわってしまって残ったままになってることが人間でもありますが、それと同じなんでしょうね。僕もそんなことありました。
うちのおとちゃんは首がかなり見えてきてまして、ぽんちゃんよりかはまだひどくはなっていないのですが、やっぱりエリザベスカラー考えています。コザクラインコは結構多いですよね毛引き。
エリザベスカラー用の良い素材があればと思いますね。。軽くて強いの。

こんなときなんですがカッコイイエリザベスカラーを出来ないものかな。
Commented by kozakurapon at 2010-03-03 19:56
ごぉさん、爪噛みみたいな精神的な病気ですからね・・。
おとちゃんの場合はぽんぽんよりずっと小さいものでいけると思いますよ。
いろんなカラーを工夫されてるのをネットなどで見ますが
この硬い透明下敷きがベストだと思います。
でも私がカラーをデザインするなら
首のまわりにすこしだけ子供のおむつの足のつけね部分みたいな
柔らかいギャザーがついて、でもそれは噛んでもこわれない。
素材はクリアファイル程度の薄さと軽さながら噛んでもこわれない。
形は最初から漏斗型に成形されていて、首のサイズにあわせて調節可能。外側からパチッととめられてしかもひっかけにくい形。
誰か作って!!!




Commented by noharm at 2010-03-03 21:01 x
カラーつけないといけないのは大変ですね。
がんばれ、ぽんちゃん。
Commented by あきら at 2010-03-03 23:41 x
ぽんちゃん、ご主人にずっと傍にいて愛して欲しいのでしょうね。でもずっと付いてる訳にもいかず、困っちゃいますね。「ギャザー付きアジャスターカラー」できるといいですね。
Commented by ちょびうさ at 2010-03-04 05:45 x
あらら・・・痛々しいですね、ぽんぽん。
毛引きは本当に謎が深いです。
なにかの訴えなのか、もはや習慣なのか、快感なのか?
人間でもちょっと痛くなるのが快感だったりすることもあるように
(かさぶたはがしちゃうとか)
理由が謎ですよね・・・せめて具合悪い時、何か訴えたい時だけでいいから、
話が出来たら、って思います。

これからが戦いなのですね。
少しでもぽんぽんとこまつかさんが辛い思いをしなくてすむように、
遠くから願っております。
Commented by kozakurapon at 2010-03-04 17:51
noharmさん、いや~困っております。
カラーつけが吉とでるか凶とでるか・・。
Commented by kozakurapon at 2010-03-04 17:54
あきらさん、ずっと手の中にいられたら、家事も陶芸もできませんしね・・。(笑)
最高のカラーを開発できた研究者にはポンベル賞を差し上げたいわ。
Commented by kozakurapon at 2010-03-04 17:57
ちょびうささん、出血さえなければ、どんなハゲハゲでも構わないんですけどね。
今日も朝、すこしクチバシに血がついていました。
Commented by Potter-Y at 2010-03-04 22:18
うーん、心配ですね。
これ、という原因がわかれば対処も出来るんでしょうけど。
何かよいカラーがあるといいんですけどね。
Commented by noharm at 2010-03-04 22:57 x
なるほど・・・つけて余計にストレスでって場合もありますもんねぇ。
つけるにしろつけないにしろ良い方向に行くといいですね。

あ、そうそう、尾脂腺、ブリの後ろを少しめくったらありました。面白い形ですね。ブリのは白かったです。
ぴーは、めくらせてくれませんから同じなのかな?と思ってますけど・・・
Commented by kozakurapon at 2010-03-05 18:11
Potter-Yさん、そうなんです・・。
今まで一番ひどいときにお預けしてしのいできたことを考えると、
私の存在そのものが発情源だったりするかもしれませんね。
どこか透明樹脂やプラスチック加工を仕事にしている
町工場で飼ってるインコが毛引きになったら
画期的な新商品ができるかもしれませんね。
ろくろで挽いたのでいいなら、寝ずに頑張って
究極の軽さのものを挽きあげてみせるのに!
Commented by kozakurapon at 2010-03-05 18:14
noharmさん、ぽんぽんは全部しっぽの毛を抜いたときがありますが、律儀に尾脂腺だけを残しました。
白い茶筅みたいな感じでしたよ。
Commented by kgひろこ at 2010-03-05 20:10 x
ぽんちゃんにとって辛い季節が来てしまったのですねぇ。
ぽんちゃんのお尻のところの写真・・・
思ってた以上に痛々しい状態で、胸が痛みます。
そばで見ているこまつか苗さんはどんなにか辛いでしょうね。
毛引きだけならまだしも、自咬症も、となると、
本当に厄介ですし、危機感も感じますよね。
めろんちゃんもずっと炎症どめのお薬、のんでいました。

しかしぽんちゃん、気付かれにくいところを見事にやっちゃって・・・
知能犯ですね(*´`*)
これからこまつか苗さん、お仕事が多忙になられるとのことなので、
どうかぽんちゃん、少しでも落ち着いて欲しいですね!(祈)
Commented by kozakurapon at 2010-03-06 19:51
kgひろこさん、そうなんです。はげてるだけならよかったのですが
血が出るまで噛むのは困ります。
今日カラーを付けに行くつもりだったのですが
しっぽのかさぶたは上手に剥がして血も出てなかったのですが
今度は足の指の付け根をうすく噛んで血がにじんでいました。
足の付け根もうすく毛を抜いて皮を噛んでいる感じです。
これではカラーをつけたらまず足を狙うでしょう。
ほんとにどうすることもできません。
食べないのですが、ひさしぶりに野菜を与えてみたり、
カトルボーンをかじらせてみたり
気をそらすことしかできません。
ぱっと見全然何もないかのように綺麗なんですよ。
知能犯に手を焼いています。
Commented by Midori at 2010-03-07 01:59 x
こんにちわ。我が家のPatagonian conureのフィフィも羽を抜きますが、トレーニングで、少し抜かなくなりました。頭をなでてやっている時に、少しでも自分の羽根づくろいを始めると、さっさと無言で部屋から出て行ってしまうのです。またはこれを繰り返し、かなり羽を抜くのは減りました。

鳥は手のひら中に入れると、巣だと勘違いして生殖ホルモンが増えます。増えすぎると毒となります。ぽんぽんの抜くあたりを見ると、その影響かも?胸を抜くのは気管の炎症とか、経験的にですが、わずかなデータはあります(昔のPet Bird Report参照)。それと頭以外をなでるのも、生殖ホルモンを刺激するのでやめたほうがいいです。

我が家も春になると3羽ともホルモン上昇で厄介ですが、ちょっとかわいそうだけれど、その時期は冷たく、距離をもって、しかし理解深く、良母のように応対し、頻繁にシャワーさせると、エクセス・エナジーは燃焼します。

ちょっと立ち寄っただけなので、もしかして、既にご存知だったらごめんなさい。私もフィフィの羽代わりの時期にElisabethan Collarをつけるつもりです。嫌がりますが、辛抱です。急ぎで失礼しましたが、少しでもお役に立てば幸いです。
Commented by kozakurapon at 2010-03-07 21:32
Midoriさん、いつも興味深い内容の書き込みをありがとうございます。
この週末はなぜかお利口さんです。病院に連れていかれるのが厭なのかもしれません。(苦笑)
早速ぽんたろうの求めるままに
手の中や服のなかにいれるのは自粛いたしました。
水浴びが毛引きにいいというのは、以前ぽんたろうが
お預けした先で頻繁に水浴びさせていただいていて
いい結果に結びついたことがあるので、そうだと思います。
足を噛み始めたのが気になるので
とりあえずエリザベスカラーはまだしませんが、
もういちど躾と水浴びなど、できることからやってみようと思います。
ありがとうございました。
Commented by はなたろ~ at 2010-03-08 10:24 x
こんにちは。試練の時なんですね。ぽんちゃん知能犯ですね・・。
彼のところにいるオカメちゃんの中にも毛引きの子がいて、びし腺に腫瘍があるのをかじるようになってしまい、今カラーをつけています。その子はもともとペアだったこが亡くなってしまい、それから毛引きするようになったんだそうです。

クリアファイルで作ったカラーをつけて、そのせいなのか?太り気味だったんですが、食も少しずつ減って、カラーをつけているせいか運動量も多くなったみたいで?ダイエットにも成功しているようです。

ぽんちゃん足かんじゃってるのが心配ですよね。何か気を紛らわしてあげないといけないようですね・・。ううーん。。
Commented by kozakurapon at 2010-03-08 18:12
はなたろ~さん、ありがとうございます。
どの種類だから毛引きしないということはないみたいですね。
ラブバードの確率が高いということは確かのようですが。
ここ3日ほどは落ち着いています。
薬などは嫌がって余計毛引くので今はやめています。
そのかわり、手の中や服のなかにいれるのをやめ、
リンリントレーニングや隣の部屋まで飛ばせて名前を呼んで
帰って来させるトレーニングなどをしたり
毎日青菜の種類を変えて与えたりしています。
カロリーのすくないエンバクなどを買ってきて
トレーニングのごほうびに変化を与えてもいいかもしれません。
冷たく、距離をもって、しかし理解深く、良母のように。
がんばります。応援ありがとうございます。

Commented at 2010-03-09 20:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by りえ at 2010-03-09 23:15 x
毛引き・・・もっちゃんも常習犯です。
毛引きというか、毛をチミチミいじるので年中みすぼらしいインコしてます・・・
チミチミをになって毛引きは換羽の季節にちょこっとやってます・・・
カラーもお世話になりました。
でも・・・・結局、だめで今に至っています。
まぁ、元気だしいいか~と思い半分あきらめてますが
やはりあのきれいだった頃のもっちゃんを思い出すと
ちょっと悲しいです。
ぽんぽんちゃん。。。毛引き。やめてみない~~??
もっちゃんも~~~やめてみない~~~???
Commented by kozakurapon at 2010-03-10 18:49
鍵コメmさん、おお~ひさしぶりです!連絡したいと思ってたのだ。
さすが発想が一味違うね。バドミントンのシャトルを加工ですか。
本物の羽根のはだめだけど、最新のはすごい素材があるかもね。
ああいうもともとすぼまった形で、しなやかで壊れにくいものがあればいいのにと思いまする。それと有害物質が含まれないもの。
またメールするね。
Commented by kozakurapon at 2010-03-10 18:53
りえさん、もっちゃんもでしたか!
ほんとすごい確率ですね。
いったいどうして毛引きになるのだろう・・。
ほんとに不思議な悪癖です。
自咬にさえならなければ、元気ならどんな姿でも・・
と思うものの、ほんとに
ぽんたろうももっちゃんも~毛引きやめてみない~~???