数年前、ブログのなかで、牛乳パックこども椅子の作り方の
プリントを作ったという記事を書きました。
そのプリント自体はどこかになくしてしまい、今は手元にないのですが
先日、子育て中の友人から教えてほしいと言われて
作りかけで放置してあった椅子を最後まで仕上げてみました。
このブログの検索ワード第一位はもちろん私の名前「こまつか苗」なんですが
「牛乳パック椅子 作り方」で検索してこられる方が今でもポツポツおられます。
前の記事には作り方は載せていなかったので
検索ワードを見るたび、無駄足踏ませたという申し訳なさがありました。
この機会に、作り方をくわしく説明します。
まず必要なもの。
牛乳パックを洗って干し、開いたものを24個。
布ガムテープひとつ。(けっこう使います)
はさみ
ダンボール
カバーに必要なもの
キルティング布
ミシン、ミシン糸など裁縫道具
ゴム
ヘアピンまたはゴムとおし
★カバーは本体をつくったあとでそれにあわせて適当に作ったので
ちゃんとはかってません。家にある布1,5メートルくらい?を使いました。
本体のつくりかた
牛乳パックをひらいて洗って干し、三角柱になるように折ります。(一辺のみ二重になる)
底を三角になるように切り揃えます。
牛乳の注ぎ口側を折りたたんで中に入れ込みます。
二重になった面から折りこむほうがきれいにできます。
きっちりきれいに折りこんだほうがいいです。
ぐっとなかに押し込みます。上辺がきれいな三角になるようにするのがポイントです。
折りこんだほうの面はガムテープで固定する必要はありません。
側面と底はしっかり布ガムテープで固定します。
クラフトガムテープは重ね貼りができないので使わないでください。
24個全部を組み立て、それを連結させます。
組み立てたものをダンボール箱の折り目がついてない広い面にあてがい
6角形に切り抜いたものを上面、下面つくり、ガムテープでしっかり固定します。
これで本体はできあがり。
もちろんこのまま使えます。
でも裁縫がそれほど苦にならない方はカバーも作ってみてください。
ダンボールを切り抜いた時、それを布の上に置いて
縫い代を1、5センチくらいとって切っておきます。
取っ手の部分を好みの幅に切って筒状に縫い
座面にミシンで縫いつけておきます。
本体を布の上でころころところがして巻きつけて、
底用に15センチくらい長めにとって切ります。
端にゴムが通せるように折って縫います。
(私は三つ折りにせず、ふたつ折りにしました。)
座面にミシンで縫いつけて側面を縫って完成。
切り口はピンキングか、気にならなければそのままでもいいと思います。
写真ではゴムを通していますが
椅子にはめてからゴムを通したほうがいいです。
この椅子カバーは取っ手がついているので移動が楽という点では便利ですが
反面2歳くらいの子供でも簡単に運べるため
マンションの高層階などにお住まいの方は
子供がベランダや窓辺に持ちだして踏み台にしないように
じゅうぶん気をつけてください。
歯磨きの台にもなるし、使ったあとは分解して捨てられるので
便利な牛乳パック椅子。ぜひ作ってみてくださいね。