2011年から、私は鳥の保護団体・
TSUBASAからの依頼をうけ
ホームページや、施設「とり村」内掲示物のイラストを描いております。
2012年も引き続き描かせていただくことになりました。
とり村は埼玉県にあり、掲示物は遠方の方にはなかなか見ていただく機会がありません。
また、ホームページに載っているより
大きいサイズで見たいという要望をいただきましたので
いくつかご紹介していこうと思います。
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TSUBASAは主にペットとして鳥を飼っている人たちに
適切な飼い方を知る機会を提供したり
さまざまな事情によって飼えなくなった鳥たちを保護する活動をしています。
去年、「とり村」という施設がオープンし、国内外からたくさんの方が
施設に保護されている鳥たちに会いに来ます。
その多くが飼い主がなんらかの事情により手放さざるをえなかった鳥たち。
なんらかの、という事情のなかには、
「噛みつく」というものが少なからずあります。
ペットショップで買って、ヒナのときにはおとなしく可愛かったのに
発情がかかると豹変して家族にまで噛みつくようになる鳥もいるのです。
小さい鳥ならまだしも、大型となるとそのクチバシの力はかなりのもの。
大型の鳥を飼うということは、
そういうリスクに対する覚悟や知識が必要です。
施設の放鳥スペースにいる鳥たちは
噛まないようにトレーニングされ、
人前に出して大丈夫と判断された鳥たちです。
ただ、生き物ですから、機嫌が悪かったり
急に触られたりしたら驚いて噛むこともあります。
それで描いた警告シールのイラスト。
ああ痛そうですね~(笑)
そして不幸にも噛まれてしまったお客様に
噛まれてゴメンのごめんなさいシール用のイラストを
噛みやすいから要注意の子をモデルに描きました。(笑)
アローちゃん。私が会いに行ったときはおとなし・・・くはなかったけど
危険ではなかったです。その時の状況によるのでしょう。

看板鳥シロちゃん。
歌やバンザイが上手で、とり村の人気者。でもやはり気分によっては
ちょっと危険になることも。

トラちゃん。とっても美しい子ですが・・。

レオタードちゃん。可愛いからみんなつい手を出してしまうとか。

とり村最年長の「村鳥」オールドおばあさまも、許してやってと謝っています。
噛まれたショックから、ちょっとでも立ち直ってもらえてるでしょうか?