いま、ギャラリーNOMAでは
企画展「飾る写真」展開催中です。
初日とはいえ、満員です。
”素敵な写真もネット上では次々と消費され
あっという間に消え去っていくのは、とても残念。
NOMAでは、こんな時代だからこそ、「写真の持つチカラ」を
改めて気づいてもらいたくて、企画展「飾る写真」を開催します。
総勢14名のフォトグラファーが、手元に置いて、部屋に飾って、
暮らしの中で楽しむ、写真のあり方を提案します。”
(
NOMAのDMより)
コザクラインコ「おとちゃん」で鳥の好きな人にはおなじみの
村東剛さんも出展されています。
(照明が作品の中に映り込んでしまってすみません。)
私は、黄色い容器の中におとちゃんがすっぽり入っている写真が好きです。
部屋にかけてあったら、眺めるたびに和めますね。
おとちゃんの写真集のひな型も展示されていて、見ることができますよ。
私の友人の細川久美代さんの作品。
これは自分の顔の型をとって、グリンピースをゼラチンで固めて撮った作品。
あやうく窒息しかけながら作った、命がけの作品だそうです。(笑)
これはデコポンのなかに薔薇の花が。
ほかに、木製のパネルに写真を転写した作品や
小さな透明アクリルのブロックの底に写真を貼り、立てて飾れるようにしたもの。
トランプに写真を転写したもの。
筒状にポスターを丸めた形で飾れるようにしたもの。
花の写真にそれぞれのイメージの香りを吹きつけて、香りも楽しめるようにした作品。
写真というものを、インテリアの一部のように
暮らしのなかで身近に楽しめるユニークな工夫が、とても興味深い展覧会でした。
日曜で初日だったため、混んでいてゆっくりは見れなかったので
時間を作ってもう一度見に行こうと思いました。
写真展を2回見に行きたいと思ったことって初めてです。
知り合いがやってるからとかそういう理由ではなくて
このギャラリーは私にとって面白い場所です。