SNS(ブログ、フェイスブック、ツイッターなど)は
思いがけない出会いをもたらしてくれます。
習うより慣れろ、走りながら考えろということで
とりあえず始めましたが
面倒な面や、失敗もたくさんあります。
でもそれよりも良かったと思うことのほうが多いですね。
そしてフェイスブックを英語でやりだしたら
フランスの鼻笛ブロガー、Ukeheidi さん → ブログ
Noseflute.org
が私の作品を気に入り
オカン鼻笛を欲しいということ。
いままで海外在住の日本人に作品を送ることはありましたが
外国人は初めてです。

ユーロと円のやりとりなんてめんどくさいし
鼻笛好き同士、もっと楽しいやりとりのほうがふさわしい。
そう思ったので、彼の手持ちの珍しい鼻笛との物々交換を提案しました。
先日彼から先に、心づくしの荷物が届きました。
まず、南アフリカの工業デザイナー、Chris Schuermans の陶製鼻笛。
軽くて持ちやすく、全然無理なくスッと綺麗な音が出ます。
響きもきれい。
これこそが私の目指さなくてはいけないクオリティだ・・・。
個展の時に出した鼻笛は、音が出るものだけを販売してました。
でも上手な人には吹けるけど
初心者のなかには音が出せなくてあきらめる人もいました。
正直鼻笛づくりを個展後もずっと続けようとは思ってなかったのですが
初心者でも簡単に吹けるものを作らないことには
やめられないように思いました。
いただいた鼻笛を参考に、もっと精度の高いものを作らせてもらおうと思います。

それからもうひとつお願いしたのが、
Ukeheidiさんが自分でデザインして、知り合いの印刷やさんで特別に作ってもらったという
紙製鼻笛製作キット。
ちゃんと両面コーティングした厚紙でできています。
彼はこれを使ってワークショップを開いたりしています。
これはほんとにすごいわ。
並々ならぬ情熱と、デザインのセンスを感じます。
私が送ってほしいと言ったのは上の2点だけでしたが
彼はとても丁寧な人で、他にもたくさんのプレゼントをくれました。
アンティークの鼻笛2点。

レアですね・・。

それから、彼が住む美しい地方都市の絵ハガキとお菓子。
絵ハガキの建物はたしか世界遺産だと思います。
彼は鼻笛バンドを組んでいるお友達と一緒に、そのお城でライブしてるみたいです。
街の観光案内のサイトを見ていると、いつか行ってみたくなります。
私はオカン鼻笛2つと鼻笛友達の笑遊さん作のトランプ鼻笛を送りました。
彼が、素敵な鼻笛仲間たちと楽しんでくれたら嬉しいです!