「ペンギンアート展東京2013」大盛況のうちに終了いたしました。
オープン直後の行列の様子。今年は2日目も行列があったそうです。
初日の大混雑。

ペンギンアート展は最近クラフト作家の参加が増えて、
普通のお店ではなかなか売っていない
レアなペンギンものが手に入るとあって物販が大好評ですが、
もともとはこどもからお年寄りまでペンギンが好きな人なら
誰でも参加OKの「ペンギン文化祭」なのです。
そういうことから、今年は開始30分はお買い物禁止で
ゆっくり作品を鑑賞していただくようにしていました。
みんなすごい緊張感で買い物かごをにぎりしめて開始の合図を待っていました。(笑)
こんなこと言っちゃ怒られそうですが、
いっそ初日は終日見るだけにしてもいいんじゃないかなと思いました。
いつもは1日目にすごい人数で、3日目ぐらいはマッタリとしてるのですが
今年は3日目までたくさんのお客様にお越しいただきました。
ツイッターやフェイスブックなどの普及のせいで、クチコミ効果があるのかもしれませんね。
もういちどお友達を連れて来てくださった方もおられました。ありがとうございます。
今回のアート展には、個展のときに非売にしていた
キガシラペンギンの傘たてを出品しました。
自分の新しい表現の扉をひらいてくれた、お気に入りの作品だったので
今回も非売にしようかすこし悩みましたが
ペンギンアート展なら、私が表現したかった世界をよくわかってくれる人がいるかもしれないと
一応値段をつけておきました。
結果、私の知るなかでもっともキガシラペンギンを愛している方のもとに旅立つことになりました。
嬉しくて思わず涙がでてしまいました。
作り手が作品に価格をつけるのは、お金がほしいというよりも
自分の作品の価値を認めていただくという意味のほうが大きいです。
いつも作品をお求めいただくたび、
毎日一生懸命働いて得たお金を、私の作品のために使ってくださる重みを感じます。
自分を一段高く引き上げていただいたような気持ちです。
ほんとうにありがたく、今後の製作の励みになります。
今回はペンギン土鍋を2つ、とんすい、たまご皿など
土鍋と同じ土で作り、あわせて楽しめるようにしました。
初日に土鍋は全部出てしまいましたが、今考えれば最終日に送りにするのだから
梱包せずにみなさんに見ていただいたらよかったですね。(汗)
見られなかった皆様、すみませんでした。
また、2日目は他に行くところがあったので、私は会場にいないと
ブログではお伝えしてあったのですが、
会いに来てくださった方が何人かおられたようでした。
また最終日は会場にいたのですが、休憩していた時にお越しになったようで
お会いできなかった方もおられました。とても残念です。申し訳ありませんでした。
アート展にお越しいただくことができなかった方のために
他の作家さんたちの作品を一部ご紹介しますね。
陶房呑器さん。
お買い物タイム開始と同時に、あれよあれよと消えてなくなる作品たち。大人気でした!
つぐみ製陶所さん。この人形の可愛いポーズと、穴の位置。(笑)
あきらさん。いつもながらペンギン愛がにじみ出ています。
最近はオウムやインコものも手掛けている、ペンギンインコ陶の同志です。
noconocoさん。
布選びや作品の重さにまで、こまかいこだわりと愛情を感じるぬいぐるみ作品でした。
中村ヨシタカさん。
今回はガンダムのプラモデルをカスタマイズしてペンギンロボに!
アデリアエ・エンジニアリングさん。
毛が抜け替わり、大人になる寸前のキングペンギンのからくり人形という
アート展ならではの超マニアックな作品。
キヨノまさきさん。電光掲示板アート。こんな作品もあるんですよ。
まだまだご紹介したい作家さんはたくさんありますが、とりあえずこのぐらいにしておきます。
今回、一度お会いしてみたかったインドネシア在住のバティック作家、スタジオパチェのかしゅうさんに
初めて会うことができましたが、それは次の更新にてご報告。
ペンギンアート展は、2年後くらいに、また日本のどこかで開催される予定だそうです。
また全国のペンギン仲間と、楽しいひとときを過ごしたいと思います。
お忙しいなかお越しいただいた方々、ほんとうにありがとうございました。
(追記)
ペンギン魔太郎は知らないあいだに旅立っていました。(笑)