第5話
ノックオンから、3人ずつのスクラムだ。
ペンギンチームはアデリー3人衆。
「まだヒナ毛は残っているが、とても高校生とは思えない体格だな。」
ラブバードチームはこの3人。
「うっ、こちらも高校生ばなれした体格だな。ていうか鳥とは思えないな。」
「トリジャナイケド・・」おぴ~は小声でつぶやきました。
ピッピッ、「君、そのヘッドキャップは金属の鐘だね。反則だよ。とりかえなさい。」
「ちぇっ、落ち着くのに。」
ピッピッ、「君、ヘッドキャップずれてるから直しなさい。」
「・・・あれ、ヘッドキャップだったのか。」
はい、ではスクラム組んで。
「クラウチ、バインド、セット!」(スクラムの掛け声)
激突!!
「いまだ!」
アデリー3人衆が叫びました。
「秘技・おもろい顔!」
「うわっ、あはは、なんだおもしれえ!力が抜ける!」
「いまだっ、ウス!」
コザクラの力がゆるんだのを見逃さず、一気に押してくるペンギンたち。
「ああっ、押されるっ!」
「よし、こっちも秘技いくぞ!」
「ほほ毛スリスリ攻撃!」
ウットリするアデリーたち。
ピッ、「・・・君たちまじめにやりなさい」
あきれるレフリー。レフリーがんばれ。
つづく