フェイスブック上で5日間、自分の作品を3つずつタイムラインに掲載し、次に自分の友人アーティストを紹介するムーブメント。
今日で最終日です。
今日は大きめの作品たち。
オブジェにしてもいいものを、私は無理やりにでも実用品のかたちをとるのが好きです。
私ひとりだけの作品として完結することなく、それを使う人の感性で作品がいろんなかたちに変化するのが、実用品を作る楽しみです。使う人とのコラボと言ってもいいでしょう。
1枚目はペンギンタイムカプセル。コウテイヒナのおなかの中は空洞。たとえば子供の描いた絵や文章を中に入れて、封入しておきます。タイムカプセルは家族の日常を見守りながら、人生の節目まで想い出を預かります。
2枚目はキガシラペンギン傘たて「Flying with Royal Albatross」
ニュージーランドに住むキガシラペンギンは、群れず、夫婦だけで森の中で子育てをする珍しいペンギン。神秘的な金色の頭と目を持っています。
ロイヤルアルバトロスとはアホウドリのこと。ペンギンのおなかに描いてある、キガシラペンギンと同じ海辺で子育てをします。
この作品を発表した時の個展タイトルは「いつかとぶ日」。
アホウドリのヒナは空を、ペンギンヒナは海をそれぞれとぶ日を夢見ているのです。
3枚目はハシビロコウ・トイレットペーパーホルダー。
ハシビロコウの頭のてっぺんには数本の毛が立っていますが
そこからトイレットペーパーが取り出せるようになっています。
立派な洋館の暖炉の上などに置いていただきたい一品です。(笑)
うちの父がいたく気に入りまして、売らないでほしいというのでこれは手元に置いています。
3月31日から京都のギャラリーカトで開催するおやこ展では、ギャラリーの一番前のスペースでみなさんをお待ちすることになっております。ぜひ本物を見に来てください。
5日間フェイスブックでこのアートチャレンジをしたのですが
想像以上のたくさんの人達が見てくれました。
SNSは、私のように何か発信したいことがある人にはとても頼りになるツールです。
ブログのほうでも、過去作品を見れて嬉しいというお声もいただきました。
私の初期からの仕事をご覧いただく機会になって良かったです。
ふと気づくともう3月はいって1週目が過ぎようとしております。
焦りつつ、でも慎重に、作品を作っていこうと思います。