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ペンギン・インコ陶つうしん

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茶々が亡くなりました。

今朝4月18日朝早く、茶々が亡くなりました。

茶々が亡くなりました。_d0123492_12325225.jpg


前日もまったく変わりなく、元気でしたが
おそらく明け方、もともとあったてんかんの発作がおこり
そのまま息をひきとったものと思われます。

茶々はもともと幼鳥のころからてんかんを7回以上起こしています。

おやこ展の始まる前にも2回続けて発作をおこし
そのときは私の見ている前だったので、
手の中で落ち着かせて温めると発作はやみました。

病院に連れていきましたが、
身体自体はとても元気で肉付きもよく何の問題もないということで、帰ってきました。

夜中に発作が起きないことを祈っていたのですが
タイミングが悪かったようです。

もう硬直が始まっていましたが
まだ首のあたりにほのかな暖かさを感じたように思ったので
すぐ茶々の身体をわたしのふところにいれて暖めました。

そんなことをしてももう間に合わないのはわかっていましたが
温かいところが大好きなコザクラなのに
冷たい金網の上では辛すぎる。

でもいくら温めても、彼女の身体があたたかくなることはなく
「死」とは、まさに冷たい現実でしかありませんでした。

ああすればよかった、こうすればよかったと
思うことがないわけではありませんが、今更考えたところでどうにもなりません。

4年間、できるかぎりの愛情を与え、また与えてもらってきました。
ありがとう茶々。

葬り方は人それぞれだと思いますが
私は一刻も早く土に還り、新しい命の糧になってほしいので
すぐに薄い紙一枚で茶々の身体を丁寧に包み
いつも茶々のたまごを埋めていた庭の片隅に深く穴を掘って葬りました。

庭にはよく猫が来るので、絶対掘り返さないように
とりあえず大きい素焼きの鉢を置き、
外出する予定のあるダンナに
茶々らしい可愛いお花の鉢植えを買ってきてもらうように頼みました。

茶々のかごをそのままにしておくのはあまりにもつらいので
すぐに解体して洗い、茶々のおもちゃやかじりかけの止まり木は処分することにしました。
茶々が亡くなりました。_d0123492_12291481.jpg


これを書いているあいだも、正直まだ信じられない気持ちで
でも涙で字がよくよめなくて、中断してばかりです。

亡き祖母に

亡くなった動物(祖母は昔の人間かつ敬虔な仏教徒ですので、「畜生」と言いました)
をあまりいつまでも惜しみ悲しみつづけては、迷ってしまう。しっかりしなさい。

と昔インコを失ったときに一喝されたことがありまして
これにならい、特別に祭壇などは設けることなく、
心の奥深くに茶々を抱きながら暮らしていこうと思います。

面白い子で、わたしのインコマンガネタの宝庫でした。
すぐ怒って噛むくせに、私の手のなかにすっぽり入ってくる甘えん坊。
ありがとう。さようなら茶々。

茶々が亡くなりました。_d0123492_1246144.jpg


追記

たいへん申し訳ないのですが
お花、お供えものなど(とくに人形類はつらいので)はお送りいただくことなきよう
お願いいたします。しずかに見送ってやりたく思います。
by kozakurapon | 2015-04-18 12:51 | コザクラインコ | Trackback | Comments(22)
Commented by 村東剛 at 2015-04-18 13:04 x
今、読んでおどろき。そして命の小ささと大きさを感じ、茶々ちゃんの存在の大きさを思い出し。。
簡単な言葉しか言えない自分がなんとも情けなく思います。
ただ茶々ちゃんがこまつか苗さんのところに来たこととてもよかったと思います。
ポンちゃんともども人気者になれて、こうしていろんな形で残るものもたくさん。
作品の中で生きています。ご冥福を。
ありがとう茶々ちゃん。
Commented by えりか at 2015-04-18 14:41 x
茶々ちゃんには、たくさん幸せな笑いをもらいました。ありがとうございます。
こまつか苗さんもどうぞご自愛ください。
ご冥福をお祈り申し上げます。
Commented by kozakurapon at 2015-04-18 16:13
ごぉさん、ありがとうございます。
こういう時って言葉ありませんよね。すみません。
でもお心のこもった言葉、本当にありがとうございました。
茶々がいないとこんなに静かなものかなぁと思います。ちっちゃいけれど大きい存在でした。
Commented by kozakurapon at 2015-04-18 16:18
えりかさん、ありがとうございます。ひときわ個性の強いインコだったので、家が静かでいけません。
しばらくはさすがに面白ネタを描く元気はありませんが、
今年のらくがきドラマでは、しっかりキャストをつとめてもらいますのでまた楽しみにしていてくださいね。
茶々のボケキャラは永遠なのです。
Commented by ウサポン at 2015-04-18 17:09 x
驚きました。茶々ちゃん、こまつか苗さんの元で幸せな鳥生だったと思います。埋葬の下りを拝見し、か苗さんの気持ちがとても伝わってきました。私はコザクラ一羽飼いなんで、いつかは来るそのときのことを考えてしまいました。茶々ちゃん、今まで可愛い姿をありがとう。ゆっくり休んでください。
Commented by kozakurapon at 2015-04-18 21:57
ウサポンさん、ありがとうございます。茶々が幸せだったのかは本鳥にきかないとわからないことですが、私は幸せでした。
うちもまたポンタロウ1羽になりました。
ポンタロウも何か感じたらしく、放鳥後カゴの入口からなぜか入らず、カゴの上にとまってじっと入口を見ていました。
うちの家族が茶々の不在に慣れるには、まだまだかかりそうです。
Commented by りえ at 2015-04-18 23:20 x
かわいくて、面白い茶々ちゃん。
今頃は、虹の橋にたどり着いたでしょうか…
彼女の面白いネタ。楽しみでした。
これからは、今までの彼女の様子を思い、楽しい茶々ちゃんを思い出していきたいです。
お悔やみ申し上げます
Commented by しましま at 2015-04-19 00:43 x
私も茶々ちゃんが旅立ったことをただいま知り、驚いております。
ケージを一刻も早く片付けたくなる気持ち、理解できますし、実際に私も同じことをしました。

お茶目な茶々ちゃんありがとう。
心からご冥福お祈りいたします。
Commented by haru(はる) at 2015-04-19 06:09 x
茶々ちゃんのご冥福をお祈り致します
埋葬の仕方や祭壇等、こまつか苗さんの方法を拝読し
私も強くあらねば、と、心にしました
我が家の文鳥とコザクラは10歳です
特に文鳥の老化の衰えが顕著で、覚悟しなければと
思います

茶々ちゃん、落書きドラマに出てくれるのですか?
待っていますね
茶々ちゃんは、永遠に皆さんの心に生き続けるでしょうね
ありがとう茶々ちゃん
Commented by PIKO at 2015-04-19 14:17 x
ブログを読み、涙が出てしまいました
私も経験していますが可愛がっていた動物との別れは辛いものです

こまつかさんと茶々ちゃんは御縁があってめぐり逢い、
一緒に楽しいブログを作る使命だったのかなと勝手に思っています
おかげでたくさん楽しませてもらいました

茶々ちゃんはきっと天国でもお茶目な事をしながら、
こまつかさんの活躍ぶりを見守っていくのでしょうね

今までありがとう
心よりお悔やみ申し上げます
Commented by kozakurapon at 2015-04-19 23:41
りえさん、ありがとうございます。虹の橋ってよく言いますね。茶々がぶりぶりしっぽを振りながら登って行くさまが目にうかぶようです。決して飛んで渡りはしないはず。^^;
またらくがきドラマに出演してもらいますね。
Commented by kozakurapon at 2015-04-19 23:50
しましまさん、突然のことで驚かせてしまいましたね。
ケージを片付けたら片付けたで
その場所がぽっかり空いてしまうし、
鳥一羽といえど、存在感はかなりのものだったのだと痛感しました。
Commented by kozakurapon at 2015-04-19 23:57
haruさん、ありがとうございます。
私のように一気に片付けるのはひとつのやりかた、
いつまでも残しておかれる方の気持ちもわかります。
ポンタロウも8歳ですし、うちも状況は同じです。
一日でも長く、幸せな時を過ごしたいですね。
また想像の世界の茶々をお楽しみくださいね。
Commented by kozakurapon at 2015-04-20 00:03
PIKOさん、ありがとうございます。
飼うときは、別れのことは考えないものですが
突然現実としてやってこられると戸惑います。
茶々は面白いことをやらかしてくれる天才だったなと思います。
ポンタロウはコザクラのオス、茶々はメスとして、その違いが楽しく、新鮮でした。
たくさんのありがとうを言いたいです。
Commented by ガジラの母 at 2015-04-21 22:17 x
茶々ちゃんお空の国に、行ってしまったのですね。私の母(90歳)のセキセイちょん(7歳女の子)も少し前に旅立ちました。母は、土に埋めるのが可哀そうだし、やはり猫たちが気になるからと、植木鉢にそっと埋めて、上にお気に入りだったブランコやら、おもちゃをてんこ盛りにして庭の小松菜の畑のそばに置いていました。ここなら、食べ物もあるし、と言っていました。
茶々ちゃんのイラストや写真沢山ありますよね。悲しみが少し癒えたら、いつでも可愛かった姿に会えますね。
Commented by roku at 2015-04-22 00:25 x
13年夏まつりで頂いたこまつか苗さん手描きのカード、ずっと棚に飾ってあります。
「ありがとうの文字」と茶々ちゃんとポンちゃんのツーショットがとても可愛くて。

こまつか苗さんのブログで紹介されている、彼女のコミカルな日常をずっと楽しく拝見してきたので、なんだか「よその子」っていう感覚じゃなくなってました。
うちのコザクラはおじいちゃんですが、「寂しんぼうな性格」も「かわいい動作」も「おかしな行動」も、いろんなところが茶々ちゃんとおんなじで、だから、とてもとても悲しいです。

こまつか苗さんにいっぱい愛情をもらって、きっと幸せいっぱいだった茶々ちゃん。わたしを含め、ブログの中のあなたを見て、たくさんの人が笑顔をもらったはず。

わたしからも茶々ちゃんへ「ありがとう」
Commented by ぴーちゅ at 2015-04-22 10:21 x
なんと・・・
言葉を送ったらいいのか・・・
暫く考えてしまいました。
茶々ちゃん、本当に急でしたね・・・
その子の寿命は長短ではなく濃淡だと
ぴくちゃん、ピーチを相次いで亡くした時に
お友達から教えてもらいました。
たとえ短くても濃い人生(鳥生)だったら
その子は幸せだったんだと。
私はまだ浅い人間なのでそれをどうしても理解できなかったんですけど年を取って行くにつれて漠然とですが「そういうことか」って思えるようになりました。

どうぞ、茶々ちゃんの楽しい思い出をこれからも
時折、教えてくださいね。
茶々ちゃんのコミカルな動きのお話はいつ伺っても笑ってしまってました。

ご冥福をお祈りします。
Commented by kozakurapon at 2015-04-22 12:06
ガジラの母様、ありがとうございます。
葬り方はいろいろですね。葬式の一連の儀式も、
亡くなった側よりむしろ残された側のためにあるのかなと思います。
茶々はさらに妄想をプラスして、お笑い系コザクラキャラクターとして今後も活躍させますね。
Commented by kozakurapon at 2015-04-22 12:18
rokuさん、ありがとうございます。
卵の横で神妙な顔をして金網をあたためていたり、
外付けの水のみ器の指先ほどの水に頭をつけて水浴びしようとしたり、
ガンガンかごの扉を噛んだ衝撃で扉があいて、いざ出たらおびえてクチバシをわなわなさせたり。
面白すぎるインコでした。^^
いっしょに悲しんでくださってありがとうございます。
夏にはまたらくがきドラマで、さらに面白いコザクラキャラとして楽しんでいただこうと思っていますので、また見てくださいね。
Commented by kozakurapon at 2015-04-22 12:25
ぴーちゅさん、ありがとうございます。
ぴーちゅさんは2羽一緒だったから、私なんかよりもっともっと驚き悲しみは大きかったと思います。
ポンタロウがいてくれて助かってますが、なんとなく元気がないのは、
ペアにはしませんでしたが、家族の一員だと思っていたのかな。
濃淡でいえばまちがいなく特濃コザクラ茶々。
またキャラクターとして活躍させますので、楽しんでくださいね。
Commented by TOMちん at 2015-04-27 15:43 x
突然の訃報に言葉がありません。4才といえばインコでは一番いい時期なだけに、あまりにも突然で・・・。ポンちゃんは茶々ちゃんがいなくなって毛引きが進行しないか心配です。こまつか苗さん、お辛いと思いますが、気を落とさないで下さい。ご冥福をお祈りいたします。茶々ちゃん、ありがとう!
Commented by kozakurapon at 2015-04-27 20:24
TOMちんさんごぶさたです。ありがとうございます。
そうなんですよ。タマゴもほとんど産まなくなり、フンも年中水っぽかったのが普通の固さになり、健康だっただけに残念でした。
ポンタロウは毛引きはともかく、年齢がそこそこいってますので注意が必要ですね。できるだけ長く一緒にいたいものです。
茶々もですが、ポンタロウがいなくなったら専属モデルがいなくなってたいへん困りますし。^^;