2017ペンギンアート展東京、終了しました。
台風が接近する中、足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!
ずいぶん昔からネット上でおつきあいがあるのに、
初めてお会いできた方もたくさんおられました。
東京まで行ってよかったです。
いつもアート展では、お客様に作家別にメッセージを書いていただき、
それをいただけることになっています。
自筆で感想をいただけるのはとてもうれしいことです。
今回も20人ほどのお客様から心のこもったメッセージをいただきました。本当にありがとうございました。
今回は、ほんとうは大きい作品を3つ作る予定でしたが
参加人数が史上最高だと聞いていたこともあり、ちいさいものばかりに変更しました。
おかげさまでループタイ1個が遠慮のかたまりとして残っただけで
あとはすべてお迎えされました。
アクセサリーづくりが苦手な私ですが
今回のループタイは結構実用的なのではと思っています。
ほかの鳥やオカンカーメンでもつくれそうです。
アート展はもともと物販がメインのイベントではありません。
ペンギン好きの文化祭、という意味合いが強いです。
昔から参加している身としては、年々大きくなるこのイベント、
たまたま運営しているボランティアスタッフが有能であったがゆえに
完璧に運営すればするほど、営利目的ではないことがわかってもらえず
完全ボランティアの運営スタッフの負担が増え、
スタッフ自身がこのおまつりを満足に楽しめなくなっているのでは、と危惧してしまいます。
物販はたのしみのひとつでもあり、
ここまで大きくしてしまったあと、また縮小するのは難しいものなのかもしれませんが、
このままいけば、コミケのような大規模なものにせざるをえなくなってくると思います。
私は、物販はいっそなしにして、作品を売りたい人は、
自分で予約をとるなり、サイトや後日の販売イベントに誘導するチラシを置くなどして、
後日販売するといいのではと思います。
今は昔と違い、通販サイトが充実しています。
なにも運営側が販売まで代行しなくてもいいのではないか。
カードもつかえてお客様も便利なのでは。
今回、去年の大阪でのグループ展「通ペン閣のペンギン展」の仲間たちと
「チームビリペン」というグループをつくり、
ビリペンさんを再び展示し、その横で手作りの「ペンとりうらない」という
おみくじのようなものを無料で配りました。
ペンギン好きあるあるみたいな内容で、みなさんに楽しんでいただけたようです。
わたしの描いたおみくじ。これをコピーし、8枚に切り分けました。
他のビリペン仲間のも完成度が高く、面白いです。
これだけでグループ展ができそうなくらい。
ビリペンさんの横になにかあるぞと思ったら、
参加者のからくりアーティストのtakoyaさんが
即興で米粒大の「ミリペンさん」「ペリケンさん」を作ってくれてました。
こういう即興アートコラボもいいですよね。
また、ペンギンのついた服や小物でお洒落して来る方が多かったので
飛び入りファッションショーとか。
ペンギン会議は私は行ったことないのですが、
そのような感じで、南極のペンギンの調査をされている方のお話を聞く講演会があったら。
昔のように、ペンギン折り紙など、子どもも楽しめるワークショップをしたりとか。
販売をやめるだけで、もっと幼稚園児とか、
アートのプロではない人も参加しやすいシステムになるのでは。
販売は参加作家が寄付した作品のオークションのみにし、
その売上げは全額運営費にあてることにしては。
どうしても販売も必要とあれば、
一箱古本市のように、
委託はナシで、各自が規定の大きさのふろしき一枚に入るだけのぺものを
自己責任で管理、販売するように、時間帯と場所を設定?
今までの良さも生かしながら、
どうにかボランティアスタッフの負担を少なくし、
彼らももっと楽しくペンギン愛を語り合える余裕を作りたい。
もっと文化祭寄りのことで楽しめるようにしてもいいのではないかと思います。
いずれにせよ、アート展は今、転換点にきていると思います。
アート展は今年で20年目と聞きました。
わたしは第三回から参加していて、時の流れを感じます。
あのころからどれだけ進歩しているか?(汗)
周囲のがんばりに刺激を受けつつ、自分は自分、わが道を進もうと思います。
今回の東京行きで、また面白い企画に参加することになったり、
来年はたぶん関東で展示やります。
これからも応援よろしくお願いいたします。
さて、つぎは11月23日~26日、京都 うずらギャラリーでの個展。
京都の、一年で一番人の多い連休にぶつけてしまいましたが、
またDMできたらお知らせします。
ぜひお越しくださいませ。
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