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タカラヅカ公演「ポーの一族」観てきました。

タカラヅカの「ポーの一族」を観に行った。
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全然チケットが取れなかったので、当日券狙い。
雪が降ったし平日だから大丈夫と思って
朝9時半の当日券販売開始時刻ちょい過ぎに行ったところ、長蛇の列。
立ち見席の53番目で、立ち見2列目。
人の頭の間から立って観ることに。

ポーの一族は原作の大ファン。
吸血鬼の一族に拾われて、
永遠の命を与えられ、それ故に苦しみ、
人でなくなっても人の愛を求めて生きる少年の話。

舞台化するならタカラヅカしかないと思っていた。

私が生まれて間もない頃の作品だと思うけど、
当時の少女漫画の範疇を超え、
良い大人になった今でも、読み返すと
周到に張られた伏線、言葉の意味の深さ
作者の用意した多くの問いかけに、つい考え込まされる。

人として生まれたのに、愛情に恵まれず、多くの不運から
生きていく希望を奪われた末に吸血鬼になった人たち。
吸血鬼になって人のエナジーを吸わなければ生きていけない彼らは、
それがバレた途端に人々から差別を受け、迫害される。
(その構図はそのまま、今も世界中でなくならない人種差別を連想させる)

永遠に若く生き続けるのは人々の願いだけれど
それは浦島太郎のように、果てしない孤独でしかない。

「きみもおいでよ、ひとりではさみしすぎる」
アランを誘う、エドガーの印象的なセリフ。

知り合いの80を超えたおじいさんの話を思い出す。

「長寿なんて何もめでたいことはない。
友達はみな死んでしまったし、車も運転できんから
どこへも行けん。」

大事な人との別れは、生きていれば避けられない苦しみ。
人はひとりでは生きていけない。

生きるとは何か。その深いテーマを、おそらく20代前半で
壮大なミステリーの物語につくりあげた萩尾望都さんは
やはり天才だと思う。

この舞台は、原作からそのまま抜け出たようなキャストたちの美しさ、華やかさが楽しい。
そして、原作の優れた言葉をそのまま歌やセリフに生かしていて、
演出家の、原作者への深い尊敬と作品への愛情を感じさせる。

チケットは完売しているのだけど
2回公演のある日の当日券発売時間9時半に並び、
11時ではなく、3時の公演のチケットを買うのがオススメ。
3時公演分の列はほとんど誰も並んでなかったから。

近所の人はいったん家に帰るか、手塚治虫記念館に行くなどして観光したら良いかな。

未だ頭の中がタカラヅカモード。

今朝廊下を掃除している時、男役トップが廊下を往復してくれたら
いろんな意味で嬉しいなと思った。(^.^)
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(^-^)


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by kozakurapon | 2018-01-13 21:04 | わたくしごと | Trackback | Comments(0)
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