作品の値段つけについては、昔から悩む。
今も適正価格を探って頑張ってるつもりだけど、
高いんじゃないか安いんじゃないかと悩む。
今回の抽選通販、この時期にどうかと思うけど、
五月人形の値段を見直した。
金粉の値段がコロナショック以降、5グラム4万円超えたし、
地味に消費税の値上げが原材料費、光熱費に与える影響は大きいと感じた。
8%と10%では全然違う!
桃太郎は形が複雑ですごく頑張ったので、
ひな人形より2000円上げてみた。
二度と作る気力ないから、売れなくてももう仕方ないと思ったけど
欲しい方は、こんな時にもちゃんといらっしゃるものだ。
10人も抽選にご参加いただいて、本当にありがとうございます。
カピバラ金太郎は、そもそもひとセット3体あるのに、値段設定を間違えていた。
2年前に最初に出したものは23000円で売ったのに
そのあと5セット作ったものは、
なぜか2体のひな人形と同じ18000円で売ってしまっていた。
最初のお客様に申し訳ない。激安だった。もっと早くに気づけ自分。
値段を戻し、最初のものより木札をつけ、プラでなく木製の台に変えたので
2000円上げてみたが、やはり購入のご希望をいただき、本当にありがたい。
そういう意味では先日売ったキングヒナの入学式シリーズも
3体あるのにひな人形と同じ値段に間違えている。
もうほとんど売ってしまっているので、それはその値段で。
はし置きは、はし置きとしては上限価格だし、
私の感覚で、相手に気持ちの負担なく気軽にプレゼントしたりできる価格は
そんなもんかなと思うので、凝ったものでも値段は上げないつもり。
アートの人から見たら私の作品は安いし
ハンドメイドでは少し高いのかな?
適正価格を探ることの、なんと難しいことよ。
★今回の通販に出した桃太郎の五月人形は、
実は5セットあり、5月の個展で展示予定でした。
我ながら可愛くできたので、やはり11月に延期した個展で実際に見て欲しいと思い、
通販に出すのは1個だけ。
抽選で当たった方は、別のがよければ差し替えもできます。