世界史の教科書に将来確実に書かれるであろう、
大変な疫病に見舞われた1年も終わろうとしています。
「不要不急」なはずの自分の仕事。でも結果としては、
出展の機会こそ若干減ったものの、
多くの方に必要としていただいていると実感できた1年でした。
大変な災厄には見舞われましたが、良いこともあったと思います。
一斉に日本の社会全体が、
体調が悪いのに無理して出るのを美徳とする考え方から
脱却できたのは大きな進歩だと思います。
これでずいぶんみんなが生きやすくなったのではないでしょうか。
最悪の状態の中にも、
きっと明日の成長につながる良い芽が出ているはず。
それを見つけて、大切に育てていけたらいいなと思います。
生け花の心得のない私が、1年に1度好きな花を好きに活ける
毎年の年末恒例、「なんちゃって生け花」
必ず、春の香りのするロウバイの枝を入れるのを決まりにしていましたが、
今年はいつもと違う花屋さんで、
雪の結晶のような葉牡丹とネコヤナギを見つけたので、ちょっと変えてみました。
春の香り担当はフリージアで。
来年は3月あたまのグループ展が最初の仕事です。
つい予定を入れすぎてしまうのを、来年は意識的におさえて、
じっくりとひとつひとつ取り組んでいきたいと思います。
来年もよろしくお願いいたします。