枯葉が散りきるまで放っておいた、庭の手入れをしました。ポンが家の中から私の姿を見て、俺も出せと騒いでいます。(ポンは周りの犬と一緒に、知らない人が通ったり、ダンナが帰ってきたらなきます。)
それほど広くはありませんが、ほぼ隙間なくいろんな種類の木が植わっていて、なかなかワイルドな庭なのです。
雑草を抜き、落ち葉を掃除し、剪定し、虫のタマゴをつぶし、虫の天敵を保護する。
こだわっているのは、無農薬の庭。
薬で殺すのではなく、自然にできる食物連鎖を最大限に利用して、観察を楽しんでいるのです。
本には、葉っぱの裏や木の根元にタマゴがある、と書いてありますが、私の家では、レンガやコンクリートの割れ目、雨戸の裏など、建物にけっこうついています。
ええっこんなところに!と宝探し?みたいです。
ものすごく巧妙にかくれているので、心から感心します。
私の庭仕事道具です。
このウエストポーチは電気工事職人用です。
割り箸は幼虫をつかまえるため。チャッカマンは死んだあとも毛に毒がある危険な毛虫を焼くため。
ノコギリは刃物屋さんで買った、剪定にとても使いやすい折込式。
スコップは金物屋で、しっかり作られた昔のものを手に入れました。ハサミも吟味して買ったので愛着があります。この3つは使用後サラダオイルでふいて手入れ。
真ん中に入っているのはペットボトルを切ったもので、枯葉や雑草を入れるのに使います。
これを腰につけて、完全装備で植木の手入れをしているので、近所の奥様方にはかわりもんだと思われているようです。(たしかに普通ではない)
こんなちいさな庭でも、自然の不思議に心うたれ、誰かにこの感動を伝えたいと思うのですが、たいていみんな虫嫌いなのが残念。
最初は面倒だと思った庭の手入れですが、こんな感動が作品作りにいい影響を与えていると思います。
おすすめの昆虫図鑑。ライフログに挙げておきます。
これを誕生日プレゼントに欲しいとダンナに言ったらさすがに拒否されたので、自分で買うことに。
いろいろ図鑑あるけど、この図鑑のすごいところは、身近な虫のタマゴや幼虫時代の姿も載っているというところ。
園芸する人必携です。
相手を知ることはどんな場合も大切ですよね。