ポンが毛引き症になったのは去年の4月12日。
治療のために、エリザベスカラーをつけるようになって約1ヶ月。
親身な助言をもとに、素材や形、テープの粘着力や安全対策にいたるまで試行錯誤の末、
ようやくポンタロウのオーダーメイドカラーが出来ました。
カラーをつけることを考えている方に、こんな例があるという資料にしていただくために、カテゴリを作りました。
その子にあわせたカラーを作ってあげるうえでの参考にしてほしいと思います。
まず素材。

最初クリアファイルを使っていましたが、コザクラには破られます。
カードケースの硬いものが最適。
うちの子はシッポを噛むので、直径10センチの円形を画面の形に切り抜き、

写真は表(頭側)の首周り。首まわりの皮膚を守るため、透明でパッド部分が小さいバンソウコウを半分に切り、首周りのクチバシの届く部分は少しだけパッド部分が見える程度に貼り付けます。裏(身体側)は広めの透明テープを適度な大きさに切ってバンソウコウの上から貼って補強します。
これを二人一組になり、鳥を保定してもらって、うちの子の場合は裏面のみを大きい透明の梱包テープでしっかり留めます。
あまりしつこくカラーを破壊しない子はぐるっと内側の首もとまで留めると万全でしょう。
うちはなにを貼っても全部はがしてしまうので、もう内側の接合部にはなにも貼らず、パリパリ噛むにまかせ、こまめにカラーを交換することにしました。
接合部の反対側にオモリをつけてみましたが、それも回してしまい結局だめでした。
接合部から関心をそらすには、反対側の表面の、クチバシが届くぎりぎり外側に、白っぽく見えるメンディングテープを短く切ったものを端をほんの少し折って貼ります。ダミーですね。
接合用の広幅の透明梱包テープですが、ニチバンのものは匂いがなくていいのですが接着力が弱く浮いてきます。有機溶剤みたいな匂いがしますが、コーナンで売ってる中国製のテープを使っています。
うちは裏側だけだから使ってますが、気になる人は安全かつ接着力のあるテープを探してみてください。
カラー装着は危険がともなうので、その子の状態や性格、しばらく注意して見てあげることができる人がいるかなど、慎重に考慮したうえで行ったほうがいいと思います。
うちは信頼できる病院で医師の指導のもと行っています。
まだ治療中ですので、このカテゴリにてぼちぼち経過報告します。