オーストラリア・メルボルンのペンギンといえばやはり
近郊のフィリップ島に住んでいるフェアリーペンギン。
新婚旅行でも見に行きましたが、冬だったのと、半日ツアーだったので、夜のフィリップ島しか知りませんでした。
今回は夏のため日没が遅く、昼間のフィリップ島をゆっくり見ることができました。
こんな美しい虹も見れました。

ひろ~いはらっぱのあちこちに、ペンギンのねぐら(穴)がいくつもあいています。
日没までは彼らは餌を海で獲っているのです。
日没後、フェアリーペンギンは群れになって海からあがってきます。
(集団で上がってくるのは外敵から身を守る知恵でしょう。)
砂浜をちょこちょこと走って自分のねぐらに帰る姿がとても可愛いので、それを観察するツアーが大人気なのです。
フィリップ島の主要な観光資源といえましょう。
夏のため日没が9時頃なので、私たちのツアーバスはフィリップ島の絶景ポイントをまわりながら時間を待っていました。
すると草むらのなかにワラビーの子供が!!
みんなワラビーを夢中で見ている中、
おそらく私だけがしっかりと巣穴のなかにペンギンの赤ちゃんを発見しておりました!
子供の頃、蝉取りやオタマジャクシとりなど、狩猟と採集にあけくれていたおかげで?
私はとても生き物を見つけることが得意なのです。
赤ちゃんは親が帰ってくるのをずっと待っていたのですが、
きっと空腹に耐えかねてちょっと顔を出したのでしょう。
みんなに教えたのですが、すぐ見えなくなってしまいました。
まだ薄明るい中、ペンギンを保護しながら観光するための施設、ビジターセンターにバスは到着しました。