朝起きぬけにダンナから「続きは?」と言われ、(笑)
また言われそうなんで書いときます。
あ、でもそのまえに。
今日、明日の二日間、大阪の今福鶴見駅そばの「とりみカフェぽこの森」で
鳥グッズ即売会があります。
私も作品を委託販売します。(私は常時いません)
ネックレスは黒オカン5つ、さかさオカン5つだけ。
マグカップはヨウム、モモイロインコなどのを5つ。
ウロコ皿は4つ出品します。
私の作品自体はこれだけで、新作はありませんが、
他の作家さんの鳥グッズはたくさんあると思いますので足を運んでみてくださいね。
さてらくがきドラマの続き。
丁稚の音松くんはなぜカメラマンに?
丁稚は基本は無給ですが、すこしはもらえるお駄賃をためて
音松くんは日光写真をするのがたのしみでした。
今日も天気がよかったので、番頭さんに見えないところに
日光写真を仕掛けていたのです。
「さあ、もうできたかな~」
今日は主人たちが旅行にでているので
なんとなくみんなのんびりしている昼さがり。
仕掛けておいた日光写真を見ようとした瞬間!
「
好き好きビッちゃん好きビッちゃん~好~き~ビッちゃん♪」
なんかへんなものが・・・
グシャ!
せっかく仕掛けた日光写真を踏んだっ!
「好き好きビッちゃん好きビッちゃん・・・・」
気付かずに去っていこうとするなぞの乳母車。
「待てよ~っ!」
「やめときな。」
車を追おうとする音松は肩をつかまれました。
「とめないでください!あいつ僕の大事な写真を・・」
「いいからやめときな。あれは危険なんだ。
普段はあんなおかしななりでウロウロするだけだが
攻撃されるとものすごいことをしやがる。」
「ものすごいこと?」
「汚い爆弾」だ。
「・・・なんておそろしい!わかりました。もうあきらめます。」
「ところで坊やはカメラが好きなんだね。」
「はい。」
「俺はこの近所の写真屋の主人、
おぴ~だ。」
「あ、角の「うっとり写真館」の!」
「知ってたかい。せっかくのカメラをこわされてかわいそうだから、ちょっと本物を見せてやるよ。」
「えっ」
おぴ~さんは音松の店ののれんごしに番頭さんに声をかけました。
「ちょっとこの子を借りてくぜ。」
「あ、おぴ~さん、どうぞ。音松、失礼のないようにするんだぞ。」
音松はおぴ~に連れられて、「うっとり写真館」に入っていきました。
すばらしいカメラ。おや、ライカも。
「これは戦地に持っていくカメラだ。ほかにコンタックスI型もあって・・
ボディは・・うんたらかんたら・・・35ミリ、50ミリ、135ミリを・・・うんたらかんたら・・・」
おぴ~さんはもの静かですが、カメラのことになると止まりません。
音松はわからないことをどんどん質問していきました。
カメラ好きな者だけの楽しい時間が過ぎていきます。
おぴ~さんは暗室にもいれてくれました。
この後、音松は頻繁におぴ~さんの写真館に通わせてもらうことになり
素質を見込んだおぴ~さんは奉公先に交渉してくれて、
音松は技師としておぴ~さんのもとで働くことになりました。
おぴ~さんは従軍カメラマンでもありましたので
数年後、外地の戦場でごろんちょ攻撃してきたコニュアの戦車に轢かれて
名誉の戦死を遂げたと音松は聞かされました。
でもその遺体はみつかっておらず、
戦争に疑問を持っていた彼は僧侶の姿となり、
竪琴をかきならしながら奥地に入っていったのではないかという説もあるらしい。
おぴ~さんによって薫陶をうけた音松は
カメラマンとして研鑽をつんでいきました。
続く!
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今回のモデル鳥
●「鳥バカ日誌」くらさんの愛鳥、ウロコインコの
ビビちゃん、ワッキー(モッチー)ちゃん。
●「おぴ~@コザクラインコ(・Θ・)/うっとり鳥撮り」 おぴ~さんの愛鳥 コザクラインコのおぴ~ちゃん