ペンギン・インコ陶つうしん

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2018年 02月 05日 ( 1 )

ポンタロウの自咬の近況と考察。

久しぶりに、ポンタロウの自咬についてちょっと書いておこうと思います。

私は去年、インコの問題行動についての本の挿絵を描かせていただき、
応用行動分析学の考え方を用いたバードトレーニングについて知ることができました。
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実際、柴田さんや石綿さんら、この分野のプロの指導を受け
生活の改善やバードトレーニングを少し受けただけで
それぞれのご指導のあと、半年くらいはカラー無しで
症状を抑えることができました。

ポンタロウの毛引きや自咬は歴史があり、
ひなの頃から全身の毛を抜かれていたことで毛質や生え方にも障害があるため
完治は期待できませんが

要は、いかに毛を触ることから気を逸らすかということで
そういう意味で、この応用行動分析学によるフォージングやトレーニングは
毛引きや自咬の傾向にある子には、
絶対に知っておくべき、必要な考え方であるといえましょう。

ポンタロウはぶり返しはしますが、
私が適切に環境を変えたり、気分を変える手助けをすることによって
改善する、ということ。

そして、いったん毛引きや自咬が癖になってしまった鳥に対しては、

完治 ではなく、
寛解(完全に治るのではなく、良い状態が長く続く)を目指す

という考え方でいれば
飼い主は必要以上に追い詰められることもないのではと思います。

これが、10年以上ポンタロウの心の病気に付き合ってきた自分の答えです。
ポンタロウの健康的な生活を諦めることとは違います。


11月半ばから12月半ばくらいまで私は個展で忙しくて
ポンタロウの脚の自咬がひどくなりました。
気を逸らすためのネタが尽きたのに、オフ会に参加したりする時間がとれず、

自分なりに餌やトレーニングでどう工夫しても
脚の傷があるので気にして触り、悪化する一方だったので、
カラーを使う決断をしなくてはなりませんでした。

私は獣医さんにポンタロウの身体を抑えてもらわないと
カラーの装着をできなかったので、

病院に適切なタイミングで付け替えに行くことができないと、
治りきる前にカラーをボロボロにしてしまったら外さざるを得なくなり、
外すとやはり気にして傷を触って、
病院に行く前に悪化、ということを繰り返していました。


それが、12月の終わり頃に、危機的な状況なのに病院に行けなかったので
いちかばちか、自分一人でポンタロウの身体を抑えて、付け替えてみました。

昔の透明な下敷きを使ったカラーは硬くて反発もしたので
一人での付け替えは不可能でしたが

たかつき小鳥の病院で教えてもらった、
自着性のゴムテープを重ねて丸く切ったカラーだと、
自分ひとりでも上手くつけ替えることができたのです。

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こうして、脚の傷が治りきるまで
適切なタイミングでカラーをつけて防ぐことができるようになり、

私の仕事も1月に入って忙しさがひと段落し
今は嘘のように、全くと言っていいほど脚を触らなくなりました。

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鳥の性格や状態によって変わるのかもしれませんが
あくまでも私の鳥の場合の結論としては

①応用行動分析学に基づき、環境を見直す。
専門家の指導のもと、他の鳥のいる所でバードトレーニングのオフ会に出るなど
適切な刺激を与える。

つまり、鳥の「気分」を変える。

②自咬で傷がある時は速やかにエリザベスカラーをつけて傷を治す。
エリザベスカラーは、飼い主が付け替えやすい、鳥に負担の少ないものを見つけて
タイミングをみてこまめに付け替える。

③完治ではなく、寛解を目指し、飼い主の心が追い詰められないようにする。

いつポンタロウの気分がまた変わって、自咬を思い出してしまうかわかりませんが
その都度適切に対応していこうと思っています。



(*´-`)



















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by kozakurapon | 2018-02-05 18:29 | コザクラインコ | Trackback | Comments(0)